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「大学への数学 1対1対応の演習」の難易度とオススメの使い方

1対1対応の演習-サムネイル

「大学への数学 1対1対応の演習」は理系受験生であれば誰でも聞いたことがあると思いますが、その難易度や使い方について、実はよく知らないという人もいると思います。そういう人のために、入試数学のレベルの全体と合わせて説明します。

 

マスターすれば偏差値50〜60くらいになる

1対1対応の演習

 

このテキストをマスターすれば偏差値50〜60くらいの大学に合格できるレベルになります(当然、実際に合格できるかどうかはほかの要素にもよるので保証はできません)。

偏差値50〜60というと東でいうところの日東専駒、MARCHくらい、西だと産近甲龍、関関同立くらいですね。

1対1対応の演習は数123ABと分かれていて全部で6冊(数3だけ2冊)あるので、全てやるのはかなり時間がかかります。定価だと1冊1000円以上するのでそれだけで結構なお金がかかりますね。

 

目標偏差値が50以下の場合は「入試数学の基礎徹底」、60以上なら「スタンダード」を使うと良いでしょう。「入試数学の基礎徹底」「スタンダード」については以下の記事をご覧ください。

入試数学の基礎徹底-サムネイル
「入試数学の基礎徹底」の難易度とオススメの使い方「大学への数学 入試数学の基礎徹底(旧、入試数学基礎演習)」の難易度とオススメの使い方について解説しました。1対1対応の演習との難易度の比較もしてあるので参考にしてみてください。...
新数学スタンダード演習-サムネイル
「新数学スタンダード演習」の難易度とオススメの使い方「大学への数学 新数学スタンダード演習」の難易度とオススメの使い方について解説しました。このテキストは「大学への数学 1対1対応の演習」の1つ上のテキストです。1対1対応の演習との難易度の比較もしてあるので参考にしてみてください。...
数学3スタンダード演習-サムネイル
「数学3スタンダード演習」の難易度とオススメの使い方「数学3スタンダード演習」の難易度とオススメの使い方について解説しました。このテキストは「大学への数学・1対1対応の演習」の1つ上のテキストです。1対1対応の演習との難易度の比較もしてあるので参考にしてみてください。...

 

基礎知識が身についていない人は使わない方がいい

ストレッチする男性

 

1対1対応の演習は基礎知識が身についている前提で使う問題集です。例えば、白チャートの例題レベルの問題を解けない人(河合偏差値で50未満の人)や、まだ数1A2B3を勉強してない人は使わない方が良いですね。

最低限、白チャの例題+Exercisesが解けるようになってから使いましょう。それまでは基本のトレーニングあるのみです。

 

個別指導塾や家庭教師でいきなりこのテキストを使わせる人がいるので気をつけましょう。

もし、あなたが数学が苦手(白チャの例題も怪しいレベル)な場合は、その先生に「白チャの例題も怪しいんですけど、そのテキストで大丈夫ですか?」と伝えましょう。

講師やり始めたばかりの大学生だと、そのテキストのレベルや特徴と生徒の学力の位置関係は把握せず(できず)、自分が使ってたテキストをオススメしがちなので注意が必要ですね。

 

オススメの使い方

階段を上がる女性の足元(後ろ姿)

 

「1対1対応の演習」は基礎知識が身についてから使う演習用のテキストということを踏まえてオススメの使い方を紹介します。

一段一段階段を登るように受験勉強していきましょう。

 

大手模試(例えば河合)で偏差値50くらいで、目標偏差値が60~65くらいの人

1. 1対1対応の演習
2. 過去問
3. (不足分を補うテキスト)
4. (センター過去問)
5. 過去問(センター後)

 

受験勉強の基本はまず軸を作ることです。過去問演習をするのが一番効果的なので、いち早く過去問演習をできるようになることが最優先です。

不足分はあとで補えばOK。

すでに書きましたが、1対1を使えば偏差値60〜65くらいの大学入試の過去問に対応できるようになります。

センター受けるならセンター過去問もやりましょう。

 

過去問はできるだけ早い時期に一度やっておく方がいいです。もちろんそのレベルに達してないのにやってもしょうがないですが。

センター後にもう一度過去問を解いて仕上げる感じですね。この時期には志望校と同レベルの大学の過去問も演習するのも効果的です。

 

大手模試(例えば河合)で偏差値45~50で、目標偏差値が60~65くらいの人

1. 入試数学 基礎の徹底
2. 数学3の入試基礎
3. 1対1対応の演習
4. 過去問
5. (不足分を補うテキスト)
6. (センター過去問)
7. 過去問(センター後)

 

「入試数学 基礎の徹底」と「数学3の入試基礎」は「1対1対応の演習」の1つ下のレベルのテキストです。

偏差値50未満の場合、1対1をやるのは少し難しいのでまずは1つ下からやるのをオススメします。

偏差値45未満の場合は基礎知識が身についていない可能性があるので次の使い方が良いと思います。

6と7についてはすでに書いたので省略します。

 

大手模試(例えば河合)で偏差値45未満で、目標偏差値が60~65くらいの人

1. 白チャ(or黄チャor青チャ)
2. 入試数学 基礎の徹底
3. 数学3の入試基礎
4. 1対1対応の演習
5. 過去問
6. (不足分を補うテキスト)
7. (センター過去問)
8. 過去問(センター後)

 

「どの色のチャートを使うか」は個人差がありますが、自信がない人は白チャからスタートすると良いと思います。

白チャをExerciseまでやれば「入試数学 基礎の徹底」と「数学3の入試基礎」が使えるレベルになります。

青チャをExerciseレベルまでやれば「入試数学 基礎の徹底」と「数学3の入試基礎」はカットできます。

7と8についてはすでに書いたので省略します。

 

大手模試(例えば河合)で偏差値50くらいで、目標偏差値が65~70くらいの人

1. 1対1対応の演習
2. 新数学スタンダード演習
2. 過去問
3. (不足分を補うテキスト)
4. (センター過去問)
5. 過去問(センター後)

 

1対1のあとに「新数学スタンダード演習」をやると良いと思います。そうすれば偏差値65~70くらいの問題にも対応できるようになります。

あとは上記と同じです。

 

日常学習で使う

学校の勉強だけでは物足りない、受験勉強を先取りしたい人は学校の進度と合わせてやると良いと思います。

ざっくりですが、偏差値55〜65くらいの高校であれば学校の授業と合わせて使うと良いと思います。他の目安としては教科書某用問題集として4STEPとか4プロセスあたりを使ってる場合はやりがいがあると思います。

 

まとめ

最後にまとめておきます。

  • 「1対1対応の演習」は目標偏差値50〜60の人向け
  • 「1対1対応の演習」は基礎知識が身についる人向け
  • 「1対1対応の演習」は数1A2B3で合計6冊

 

 

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大学への数学-サムネイル
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