「解法の探求・確率」は有名な確率の問題集の1つですが、どの程度の難易度なのか、どのくらいの問題数なのかを知らない人も多いと思います。この記事では「解法の探求・確率」の難易度、問題数、オススメの使い方について紹介します。
構成と難易度
「解法の探求・確率」は原則編、演習編、発展編と分かれていて、それぞれの難易度は以下のようになっています。
- 原則編:偏差値60前後が目安
- 演習編:偏差値65〜が目安
- 発展編:最難関校〜レベル
掲載されている問題は過去の入試問題で国公立の問題が多いです。
原則編の問題でもかなり難しい問題が掲載されています。解説も上位校を目指す人向けの解説になっているので、場合の数、確率の基本をひと通り勉強した人じゃないと使うのはキツいです。
演習編は明らかに最難関校向けの難易度ですね。偏差値でいうと65以上を目指す人向けです。また、演習編の問題はA〜Dで問題のレベルが分かれているので自分のレベルに応じて演習しやすくなっています。
発展編は最難関校の入試問題で有名な問題が掲載されています。医学部目指す人とか数学好きな人以外はやらなくても良いレベルですね(笑)。
原則編の例題と練習問題はこんな感じ。
演習編はこんな感じ。
発展編はこんな感じ。「ポリアの壺」の問題です。
問題数
問題数は以下の通りです。
- 原則編:92題
- 演習編:60題
- 発展編:32題
- 合計:184題
原則編は例題と練習問題をカウントしました。発展編を除いても152題あるのでなかなかのボリュームですね。
どんな人にオススメか?
「解法の探求・確率」は以下の人にオススメです。
- 目標偏差値65以上の受験生で場合の数・確率を強化したい人
- 数学好きな高1、高2
繰り返しになりますが、「解法の探求・確率」は最難関校を目指す人向けの教材です。目安としては目標偏差値65以上の人が使うことをオススメします。
目標偏差値が60〜65の人は原則編をマスターし、演習編の比較的簡単な問題(A、B問題)だけやるという手もあります。
目標偏差値65以下なら、「合格る確率」がオススメです。「合格る確率」についての詳細は以下の記事をご覧ください。
数学が好きならやっても良いと思います。場合の数と確率は思考力が鍛えられる単元でもあるので、数学好きにはもってこいの単元ですからね。
まとめ
さいごにまとめておきます。
- 目標偏差値65以上の人向け
- 原則編は92題
- 演習編は60題
- 発展編は32題
- 目標偏差値65以下なら「合格る確率」がオススメ
神奈川県公立高校入試、都立高校入試、大学入試で個別指導18年、オンライン指導8年の私がマンツーマンで丁寧に指導します。
- 対象学年:中学生、高校生、浪人生
- 指導科目(高校):数学、物理、大学受験指導
- 指導科目(中学):数学、理科、高校受験指導
- 指導形態:SkypeまたはZoomによるオンライン指導
- 指導曜日・時間:要相談
- 料金:1時間6,000円(税別)→5,000円(2月3月指導開始の方だけ!)
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