問題集・参考書

「合格る計算」の難易度、問題数、オススメの使い方

合格る計算サムネイル

大学受験の数学でなんといっても重要なのは計算力です。特に難関校の数3は計算力自体も問われることも多いので、正確かつ素早く計算できるようにしておくことで合格率を高めることができます。そこでオススメなのが「合格る計算」です。

この記事では「合格る計算」の難易度、問題数、使い方について詳しく解説したので参考にしてください。

 

「合格る計算」の難易度

合格る計算の難易度は教科書基本レベルが中心です。

掲載されている問題は基本的なものばかりですが、計算力をアップするための説明があるのでそれをしっかり読んで理解して演習すれば間違いなく計算のスピード、精度が向上します。

 

「合格る計算」は計算力を向上させるテクニックと思考が学べる良書

受験生を指導していて、「解説の途中式がよくわからない」と言っている人が多いですが、たいていの場合は私が解説するとすぐに理解してくれます。

サッカーでボールの蹴り方や止め方を身振り手振りで教えるのと同様に、計算もどのように考えてどう変形していくと良いのかを教えることが重要です。より良い方法を知れば自然と計算力は上がっていきます。

「合格る計算」は一般的な教材とは違って、計算の過程で何を考えると良いのかを詳しく解説してくれています。その解説は、計算力がある人が頭の中で考えていることとほぼ一致する内容だと思います。少なくとも私が考えて教えている方法と似たような内容ですね。

例えば、2ab+a-2b-1を因数分解する問題の解説で以下の画像のような記述があります。

合格る計算、因数分解の例

通常はa(2b+1)-(2b+1)とワンクッション入れてから計算します。そのレベルから1つ上のレベルになるためのテクニックが説明されています。

こういった細かい部分の積み重ねが難関校での合格率を高めてくれます。

いきなり「このテクニックを身につけろ」と言っているわけではなく、前段階の説明(通常はa(2b+1)-(2b+1)とワンクッション入れてから計算するという点)にも触れているので、受験生が間違った勉強をしないようになっているところも良いですね。

 

「合格る計算」の問題数

「合格る計算 数学1A2B」は問題パターンが89項目に分かれていて、各項目につき例題と類題があります。

各項目では例題は1つですが類題は複数ある項目もたくさんあるので、それらを合計すると200題以上あります。

例題や類題には小問が複数あるので全てをやるにはかなりの時間がかかります。

 

同様に「合格る計算 数学3」は58項目に分かれていて、問題数は例題58題+類題80題=138題です。数3も各類題には複数の小問があるのでかなりの量ですね。

 

「合格る計算」のオススメの使い方

オススメの使い方は以下の2つ。

  • 高1、高2なら学校の授業と並行して進める
  • 受験生は一気に終わらせる

 

高1、高2の場合は学校の授業にあわせてやると良いと思います。高1、高2の段階で「合格る計算」を使って計算力を上げておけば、自然と学力も上がっていくし、模試での偏差値も上がるはずです。

受験生で、すでに数学を一通り勉強している場合は一気にやると良いですね。「合格る計算」は1A2Bと3で分かれているので、それぞれの学習が一通り終わった段階で使えますね。難易度は基本レベルなので、教科書が一通り終わったらすぐに使えます。

 

「合格る計算」は目標偏差値60以下の場合は使わない方が良いかも

「合格る計算」はレベルの高い計算テクニックが紹介されているところもあるので、どちらかというと難関校を受験する人向けです。

上記の因数分解の解説がその良い例です。

目標偏差値が60以下の場合は実はここまでのテクニックは必要ないです。というよりも、むしろその前段階の説明部分をしっかり身につける方が大切です。

目標偏差値60以下では「2ab+a-2b-1=a(2b-1)-(2b-1)」という式変形を思いつくかどうかの方が重要ですからね。

 

問題演習だけならカルキュールの方が良い

基本的な計算方法やテクニックをある程度知っているなら「カルキュール」の方が良いと思います。

カルキュールは1A、2B、3で分かれていて問題数が多いので計算と基本問題の演習がこれでもかっていうくらいできる教材です。

問題数は以下の通り。

  • カルキュール1A:216題
  • カルキュール2B:239題
  • カルキュール3:135題

 

もちろん、これらの問題数は大問の数だけの値です。小問もあわせると「合格る計算」よりもはるかに多い問題数になります。

ただし、カルキュールは「合格る計算」のように計算テクニックについての解説はないですし、解答も最低限のものなのでそこは気をつけましょう。

カルキュールについては以下の記事をご覧ください。

カルキュール、サムネイル
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「合格る計算」と「カルキュール」、どちらを使うべきか

「合格る計算」と「カルキュール」の使い分け方は以下の通り。

 

合格る計算

  • 目標偏差値60〜の人
  • 計算力はある方だと思うけどもう1つレベルを上げたい

 

カルキュール

  • 目標偏差値にくくりはない
  • まだ計算に自信がない人
  • とにかく演習しまくりたい人

 

カルキュールは本当に問題演習を目的として使うテキストなので、基礎計算や基本問題の演習にはもってこいです。問題数も多めなので、受験勉強を始めたばかりの人にはオススメですね。受験数学の最初は量をこなさないと始まりませんからね。

一方で「合格る計算」はどちらかというとレベルの高い人向けです。計算はある程度できるけど、もう1つ上のレベルになりたい人が使うことをオススメします。

 

まとめ

「合格る計算」の情報をまとめておきます。

  • 「合格る計算 数学1A2B」の問題数は200題以上
  • 「合格る計算 数学3」の問題数は約150題
  • 「合格る計算」は目標偏差値60以上の人向け
  • 計算に自信がない人は「カルキュール」の方がオススメ

 

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