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「チャート式 基礎からの数学」の色別オススメの使い方

チャート全色-サムネイル

高校生なら誰もが知ってる参考書「チャート」の使い方をどこよりも詳しく紹介します!青チャや黄チャがどのくらいのレベルなのか、難易度はどのくらいなのか、基礎問題精講との違いはなんなのか、などについて指導経験豊富な筆者が解説します!

 

ネット上にはチャートのレベルや使い方についての記事がたくさんありますが、ハッキリしないものが多いですよね。

みんなが知りたいのは「MARCH合格するには青チャでいいのか」みたいなことだと思います。

なので、私がこの記事で「チャートはどのレベルに適してるのか論争」に終止符を打ちます。

 

終止符を打つために書いたのでかなりのボリュームになりました。目次はリンクになっているので、必要なところ、興味あるところだけ読んでみてください。

 

チャートの特徴

チャートは問題量が多く、白<黄<青の順で難しくなるというのは誰でも知っていると思いますが、意外と知られていないこともあります。

チャートの特徴としては以下のことをおさえておけばいいでしょう。

 

・どの色も難易度が低い例題は同じレベルから掲載されている
・ただし、白チャは基本レベルを重視している
・青チャは基本レベルの例題が1つにまとまっている
・白<黄<青となるにつれて、難易度の高い例題が増える
・Exerciseは明らかに難易度が違う(白<黄<青)

 

各色の例題のイメージはこんな感じ。濃い青が重点を置いているところ、薄い青は掲載されてるけど、重視されてないところ。

チャート式数学-難易度イメージ

レベルというのはチャートで使われている例題の難易度マークのことではありません。あくまでもイメージ。

 

チャートは例題だけ見るとめちゃくちゃ大きな差があるわけじゃないんです。ざっくりとした使い分け方としては、

・バカは白チャから使え
・賢い人は青チャ

ですね。

 

賢い人は志望校レベルによって当然変わってきます。賢くても55くらいの大学でいいのであれば黄チャでもいいですしね。

*「賢い=偏差値高い」じゃないですよ。高校数学0マンでも青チャからスタートできる人もいます。

 

チャートのレベル・難易度

question-with-woman

 

チャートのレベル・難易度はだいたい以下の感じだと思っておけばOKです。理系の大学受験の目標偏差値で考えてあります。文系の場合は+5して考えればOK。

これは『「チャート完成」→「過去問やり込み」だけで合格できる大学レベル』として考えてあります。

 

白チャート:目標偏差値〜50
黄チャート:目標偏差値50〜55
青チャート:目標偏差値55〜65
赤チャート:目標偏差値65〜
緑チャート:用途が違うので個別の項目で解説

 

この目標偏差値は各色のチャートに掲載されている問題のレベルだけではなく、これまでの指導経験から、だいたいこのくらいだろうと考えているものです。

ホットゾーン偏差値はそのレベルの大学に合格したいと思っている人に最適であることを表しています。

 

チャート以外の参考書の難易度を比較した記事もあるのでどうぞ。
高校数学の参考書・問題集 難易度表&オススメの使い方

FocusGoldの使い方はこちらをどうぞ。
FocusGoldのレベルとオススメの使い方

大学への数学シリーズの使い方はこちらをどうぞ。
「大学への数学」シリーズの難易度とオススメの使い方

 

白チャートのオススメの使い方

チャート式数学1A-白

 

チャートは基本的に「学校対策」「大学受験基礎作り」「大学受験対策」の3つの使い方があります。

とは言っても色ごとに対応レベル・難易度が異なります。まずは白チャートから見ていきましょう。

 

白チャートの特徴

白チャートの特徴はこんな感じです。

・問題はかなり基礎から掲載されている
・基礎問題も例題が細かく分かれている
・大学入試偏差値でいえば〜45に相当する問題がメイン
・大学入試偏差値50以上に相当する問題は少ない
・教科書某用問題集だと「クリアー」レベル

 

問題数が多いというのは誰でも知ってる情報なので省略。みんなが知りたいのはどのレベルなのかということだと思うのでそこに焦点を当てました。

白チャートはその構成を見ると明らかに基礎に力を入れているのがわかります。その証拠に、青チャでは1つの例題でまとまっている問題も白チャでは複数の例題に分かれているものがあります。

 

適正偏差値は~50なのに、〜45に相当する問題がメインってどういうこと?っておもうかもしれませんよね。

大学の入試問題において、難易度MAXは解けなくても合格できます。重要なのはその入試レベルでの基本標準レベルの問題を落とさないことです。

白チャについていえば、メインレベルが〜45としているのはそう言う意味です。もちろん50くらいの問題も掲載されていますが、そこはメインではないということです。

メインではないけどカバーはできているし、しっかりやり込めばそこまで到達できると言う意味ですね。

 

偏差値〜55の高校での学校対策

白チャートは偏差値〜55の高校レベルに適しています。学校対策で使う場合のホットゾーンは偏差値50と考えればOKです。

上で説明した通り、基本的な問題でも例題を分けてくれているので1つ1つ理解していくことができるようになっています。

偏差値〜55の高校で、教科書某用問題集としてクリアー、ないしそれと同等の問題集を使っている場合は白チャを使えば間違いないと思います。

 

偏差値〜50の大学受験対策

白チャを使えば偏差値50くらいまでの大学なら十分届くはずです。偏差値〜50の大学入試対策としては、

「白チャ完成」→「過去問」でOKです。

このくらいのレベルの大学入試に対応した入試演習用のテキストはあまり売ってないので、演習量が足りない場合は同レベルの大学の過去問をやるのが最も効果的です。

ホットゾーンは偏差値45〜50くらいなので、偏差値55前後が目標レベルの場合は黄チャを使った方がいい場合もあります。そのあたりは黄チャのところで解説します。

 

偏差値50〜の大学受験の基礎作り

白チャは偏差値50〜の大学受験の基礎作りとしても使えます。

例えば「東工大行きたいけど、学力的に遠く及ばないところからのスタート」(例えば、偏差値30台からスタート)みたいな場合はまず白チャートで基礎を固めるという使い方もできます。

もちろん、この場合は白チャだけでは足りないので他のテキストを使うことになります。

目標偏差値から遠く及ばないところからスタートする場合の白チャの使い方についていくつか紹介しておきます。

 

パターン1(偏差値60前後が目標の場合)

1. 白チャ完成
2. 青チャ(マーク3~5、Exercises、(総合演習))
3. 過去問
4. センター過去問(センター直前)
5. 過去問

白チャを基礎作りとして使い、青チャを実際の目標レベルの問題の理解として使うパターンです。いきなり青チャを使うのはレベル的にきついですし、かといって白チャからいきなり過去問へは飛べないので、その間に青チャを挟みます。

青チャのマーク1~2は白チャでも勉強できるのでカットします。マーク3は一応やっておいた方が良いと思います。Exercisesは必ずやったほうがいいですが、総合演習よりは過去問を先にやったほうが効果が高いです。

全てに共通しますが、受験勉強では「まず過去問の解説が理解できるレベルに到達し、過去問を解くこと」が最も効率的です。受験勉強の軸を作り、必要であればそれに肉付けしていくのが正解ルート。

偏差値30台でも頭がいい人はいきなり青チャからスタートしたほうがいいですね。

 

センターの問題もけっこう勉強になる問題があるので、センター過去問もできるだけやった方が良いです。慣れておくという意味もあるし。

 

パターン2(偏差値60前後が目標の場合)

1. 白チャ完成
2. 大学への数学 1対1対応演習
3. 過去問
4. センター過去問(センター直前)
5. 過去問

パターン1の青チャの代わりに「大学への数学 1対1対応演習」を使うのもありです。このテキストの方が良問を厳選しているし、解説も詳しいです。が、このシリーズを123AB全て揃えようとすると6冊買うことになります。

 

パターン3(偏差値65〜が目標の場合)

1. 白チャ完成
2. FocusGold(マーク3~、チャレンジ編、(実践編))
3. 過去問
4. センター過去問(センター直前)
5. 過去問

偏差値65〜の大学を目指すなら青チャではなく、FocusGoldが良いと思います。チャレンジ編はやった方が良いと思いますが、実践編はかなり難しいので先に過去問をやった方が良いと思います。

 

黄チャートのオススメの使い方

チャート式数学(黄)

 

黄チャートは使いどころがあまりないですが、その使いどころをピンポイントで狙えば有効に使えると思います。

黄チャは基本はある程度OKという人が使うテキストですね。

 

黄チャートの特徴

黄チャートの特徴はこんな感じです。

・問題は基礎から掲載されている
・基礎問題も例題が細かく分かれている(白チャほどではない)
・大学入試偏差値45〜55の問題がメイン
・大学入試偏差値55以上に相当する問題はほぼない
・教科書某用問題集だと「4プロセス」「スタンダード」レベル

 

偏差値50〜60の高校での学校対策

黄チャの適正偏差値の幅はかなり狭いと思います。

偏差値50以下なら白チャで十分だし、60以上なら青チャの方が良いので、黄チャはその間を埋める感じですかね。

某用問題集で4プロセスやスタンダードを使っているなら黄チャを併用すると良いと思います。

 

偏差値50〜55の大学受験対策

大学受験での使用となるとさらに適正偏差値の幅が狭くなります。

50以下なら白チャで十分ですし、55以上だと黄チャだとやや物足りないので私は青チャの方を勧めています。ただ55〜60の場合は黄チャでもきっちりやり込めば、OKかもしれないです。

 

偏差値55〜の大学受験の基礎作り

白チャと同様、上位高の大学受験の基礎作りとして使う方法もあります。白チャの場合とほぼ同じですが、以下のような使用パターンが良いでしょう。

1. 黄チャ
2. 大学への数学 1対1対応の演習
3. 過去問

 

黄チャのあとに青チャを使うのは微妙なので、やめましょう。55ちょい上くらいなら人によって(賢い人)は黄チャから一気に過去問にいっても良いと思います。

 

青チャートのオススメの使い方

チャート式数学(青)

 

チャートの中では青チャを使ってる人が一番多そうですよね。MARCH以上はとりあえず青チャ使っとけばOKみたいな風潮もあります。

私もその考えには大筋で賛成です。

よく、「問題量が多くて〜」とか聞きますが、この問題量こなせないならそもそも合格するのは難しい気がします。

このあたりは下記の「基礎問題精講とチャート、どっち使えばいいの?」や「チャートと過去問の間に入れる1クッションはどういうテキストを選べば良いのか?」の項目に書いてあるので読んでみてください。

 

青チャートの特徴

青チャートの特徴はこんな感じです。

・問題は意外と基本レベルから掲載されている
・ただしExercisesはムズい
・大学入試偏差値50〜60の問題がメイン
・大学入試偏差値65以上に相当する問題は少ない
・教科書某用問題集だと「4STEP」以上のレベル

 

偏差値60〜の高校の学校対策

青チャは偏差値60〜の高校の授業のレベルに適しています。

これは経験則でしかないですが、偏差値60〜の高校でチャートを使うとしたらだいたい青チャを使っています(学校から指定される場合もあると思います)。

その場合、某用問題集は「4STEP」を使っていることが多いと思います。偏差値65くらいの高校だと「スタンダード数学演習」を使っている場合もあると思います。

いずれの場合も青チャで対応できます。

 

偏差値55〜65の大学受験対策

青チャの大学受験での適正偏差値は55〜65だと考えておけばOKです。これもやはり

「青チャ」→「過去問」

が基本です。不足分はあとで補う方が効率的ですね。

 

65以上でもきっちりやり込めば青チャでも届くと思います。70以上だとやはり少し足りないかなと。

高3最初の大手模試(例えば駿台)の偏差値で40~45以上であればとりあえず青チャを使えるはずです。河合だと45~50以上かな。

駿台40以下、河合45以下なら白チャ使った方が良いと思います。

 

理科大、早慶上智なら青チャでイケる!

理系私立で偏差値65~70となると理科大、早慶上智ですが、この場合は青チャでいいと思います(FocusGoldと迷うところですが私なら青チャを使わせます)。

1. 青チャ
2. 過去問
3. (センター過去問)
4. 過去問

が基本ですね。不足分は2のあとで「1対1対応の演習」や「新数学スタンダード演習」を使うと良いと思います。

 

国公立も偏差値65〜70なら青チャで足りると思いますが東工大などになるとFocusGoldの方が良いと思います。

偏差値65~70は結構微妙な感じなので数学に自信がある人はFocusGoldで合格者平均+α、自信がない人は青チャで手堅く、と考えておくのが良いでしょう。

受験勉強の軸を作るのが最優先で、不足分はあと回し」が原則です。

 

偏差値65〜の大学受験対策の基礎作りとしては微妙

白チャや黄チャ同様かと思いきや、より上位の大学を目指すときの基礎作りとしては微妙だと思います。

偏差値30台の場合、単純に高校数学の基礎が抜けまくってるし、なんなら中学生レベルも微妙な人も少なくないと思います。小学生レベルでも割合とか比がダメな人も少数ですが含まれてると思います。

もちろん、個人差があります。いきなり青チャから入ってもOKな人もいれば、まったくNGの人もいますが、どちらかと言えばNGな人の方が多いと思います。

 

東工大が目標だけど模試(例えば駿台)の偏差値が30台からスタートの場合、どういうテキストルートを通るか考えた時に青チャは使わないだろうなと。

この場合、例えば以下の順に進めるのが良いと思います。

1. 白チャ(黄チャ)
2. 大学への数学 1対1対応の演習
3. 新数学スタンダード演習
4. 過去問

 

赤チャートは使い所なし

チャート式数学(赤)

 

青チャより難しいと思いきや、例題や類題のレベルは青チャと大きく変わりません。一番大きな違いは各単元のまとめ問題ですね。

青チャは各単元の中の項目別にExerciseがありますが、赤チャは各単元の終わりに演習問題があるだけです。例えば青チャ1Aの図形と計量ではExerciseが4つありますが、赤チャだと単元末に演習問題が1つあるだけです。

赤チャの演習問題は明らかに青チャのExerciseよりも難しいですが、青チャの巻末にある総合演習くらいのレベルだと思ってくれれば良いと思います。

赤チャの大部分は実は青チャとかぶっていて、巻末にある総合演習だけ明らかに青チャには載っていないようなレベルの問題が掲載されている感じですね。

まとめるとこんな感じ。

赤チャの特徴
・例題&類題→青チャとほぼ同じ
・演習問題→青チャ巻末にある演習問題とほぼ同じ
・巻末の総合演習→明らかに青チャより難しい

 

結論:赤チャは使いどころがない

赤チャの例題や演習問題は青チャである程度カバーできるし、総合演習は1Aの場合10問もないのであまり意味がないです。

なので赤チャを使うくらいならFocusGoldを使うことをオススメします。

 

緑チャートも使い所なし

 

あまり使ってる人をみたことがない、センター用のチャートですね。

これも赤チャ同様使う意味がないと思います。センター過去問解けば良いですからね。

数学をセンターだけしか使わない人とかはもしかしたら使うと効率的かもしれませんね。

 

基礎問題精講は使い方注意!

基礎問題精講

 

まず、掲載されている問題のレベルですが、

基礎問題精講→白チャ例題レベル
標準問題精講→青チャ例題レベル

と考えておけばOKですが、注意点があります。

 

例えば、「基礎問題精講」→「過去問」だけでは偏差値50の大学には合格できないということです。100%ではないですが、一般的に可能性は低いです。演習量も問題パターンも足りないからです。

 

〇〇問題精講だけでは合格できない

〇〇問題精講に掲載されている問題のレベルはチャートでいえば上記のような対応だと思っておけばいいですが、じゃあ〇〇問題精講だけやっていればそのレベルの大学に合格できるかというと、それは厳しいと思います。

例えば基礎問題精講のコンセプトは「最低限この問題は解かなければ合格できない問題」です。裏を返せば、このテキストだけだと不足するよ、ということです。

「このテキストをやれば合格できる最低限の基礎が身につくよ」という意味ではありません。

この点を勘違いして使っている受験生が多い気がします。

 

基礎問題精講の使い方

私は基本的に基礎問題精講はオススメしません

すでに解説したように、演習量もパターンも不足するのでこのテキストだけで偏差値~50の大学を合格するのは難しいからです。

結局、他のテキストで補わなければならない可能性が高いですが、それだったら最初からチャートを使えば良いですよね。

解説もチャートと比べてわかりやすいとか理解度が深まる内容かと言われるとそうでもないですし。

時間がない場合には使えると思いますが。

 

標準問題精講の使い方

構成もコンセプトも基礎問題精講と同じですが、こちらはまだ使いどころがあります。

ある大学の入試問題を易、普通、難、の3段階に分けたとします。

例えば、偏差値55前後の大学の入試だと基礎問題精講のレベルは解けて当たり前の易レベルに位置します。一方で標準問題精講レベルの問題も出題されますが、このレベルになると解けたり解けなかったりする普通レベルの問題に位置します。

なので、偏差値55前後の大学の入試で合格を左右する普通レベルの問題対策の軸を作るのに使えますね。

 

使い方の例

1. 白チャート
2. 標準問題精講
3. 過去問

これでも不足する場合は他のテキストを使う、というやり方はとても効率的ですね。

ただし、いきなり標準問題精講からスタートする使い方はオススメしません。偏差値55前後が目標だからといって「標準問題精講」→「過去問」ではやはり合格は難しいでしょう。

 

ちなみに上級問題精講はどちらかというと偏差値65以上の入試演習用の問題集といった感じなので、標準問題精講と同じような使い方をすると良いと思います。

 

チャートと過去問の間に入れる1クッションはどういうテキストを選べば良いの?

math-thinking-kid

 

この記事ではチャートのレベル設定の基準として、「チャート」→「過去問」で完結するレベルとしています。

「チャート」→「過去問」で不足する場合には大きく分けて2つあります。

1. チャートと過去問のレベルにギャップがある
2. ギャップはないが演習量が不足している

 

チャートと過去問のレベルにギャップがある場合

この場合はチャートが終わっていきなり過去問やるのはきついので間に1クッション入れましょう。

どのテキストを入れるかは状況によりますが、以下で例を挙げます。

 

明治大学(理系)が目標、高3の最初の大手模試(河合)で偏差値30台の場合

1. 白チャート
2. 大学への数学 1対1対応の演習
3. 過去問

 

こんな感じですね。

 

ギャップはないが演習量が不足している場合

これは非常に簡単です。

1. 青チャ
2. 過去問
3. (1対1など)

スタート時点の学力が高い場合(例えば偏差値45~50とか)は青チャでも十分理解しながら進めますし、間に1クッション入れずにまずは過去問やれると思います。それで不足するなら1対1とか他のテキストで補う、というのが効率的ですね。

不足分を補う方法として他大学の過去問をやるというのも有効です。

 

過去問をやるときにはじめのうちは気をつけておいた方がいいことがあります。それは正答率よりも解説を読んで理解できたかどうかです。

解説読んでも理解できない状態は明らかに基礎学習に問題があります。難問もあったりするので、ところどころわからないところがあってもいいですが、「さっぱりわからん」というのはマズいですね。

この場合は、勉強方法に問題があるので、そのあたりをよく考えながらもう一度チャートなどで基本知識を勉強し直しましょう。

 

不足分を補うためのオススメ問題集

チャートの使い方としては「チャート」→「過去問」が基本ですが、演習量が不足したり、チャートと過去問の間にギャップがある場合があります。

そういうときにはその不足分を補うテキストが必要です。以下に目標偏差値別のオススメのテキストを紹介しておきます。Amazonへのリンクになっているので、値段等はそちらでご確認を。

 

偏差値〜50
・入試数学基礎演習(2018より「入試数学の基礎徹底」にタイトル変更。12ABで1冊)
数学3の入試基礎(入試数学の基礎徹底の数3バージョン)
全レベル問題集1,2(12ABと3で1冊ずつ。レベル別になってるのは重宝する。)
・教科書某用問題集(クリアー4プロセス

偏差値50〜60
大学への数学 1対1対応の演習(123ABで全6冊)
重要問題集(123ABが1冊にまとまってる)
良問プラチカ(12ABと3で1冊ずつ。55〜)
全レベル問題集3,5
・教科書某用問題集(4Stepサクシード

偏差値60〜70
新数学スタンダード演習(12ABと3で1冊ずつ、毎年4月末発売)
良問プラチカ
やさしい理系数学(123ABが1冊にまとまってる)
全レベル問題集4,5,6

偏差値70〜
新数学演習(123ABが1冊にまとまってる、毎年9月末発売)
やさしい理系数学(123ABが1冊にまとまってる)
ハイレベル理系数学(123ABが1冊にまとまってる)
・全レベル問題集4,5,6

 

教科書某用問題集は持っていれば使ってもいいよ、くらいな感じです。買ってまで使う必要はないので、学校で使っている(使っていた)ものを活用しましょう。ちなみにスタンダードとオリジナルは別冊解答がなく自学しにくいのでカット。

 

まとめ

・白チャは偏差値~50の大学入試対策に適している
・黄チャは偏差値50~55の大学入試対策に適している
・青チャは偏差値55~65の大学入試対策に適している
・赤チャを使うなら青チャかFocusGoldの方がいい
・緑チャは使い所なし
・「チャート」→「過去問」で受験勉強の軸を作る
・不足分はあとまわし
・「基礎問題精講」→「過去問」では合格できない

 

最後まで読んだあなたはきっとチャートを使いこなせるはずです。チャートはAmazonで中古を買うと安上がりですよ(リンクはAmaozonの青チャに飛びます)。