問題集・参考書

NextStage(ネクステ)の問題数、特徴まとめ

NextStage-サムネイル

高校生なら誰もが知ってる英文法問題集「NextStage」について、問題数や掲載されている問題タイプ、解説の詳しさやわかりやすさ、などをまとめました。英文法の問題集を選ぶ際の参考にしてみてください。

 

「NextStage」の問題数

問題数は以下の通りです。

NextStage-問題数

これだけ見ても多いのか少ないのかよくわからないと思うので、よく似た問題集「Vintage」の問題数を載せておきます。

Vintage-問題数

 

ほぼ同じですね。「Vintage」の方がやや文法・語法が多く、それ以外は少ないといった感じ。

大学入試に関しては、会話表現や発音・アクセントよりも文法・語法の方が重要度が高いので「Vintage」の方がやや良さそうですね。

 

ちなみに、「英語頻出問題」の3部作はこんな感じです。

英頻3部作-問題数比較表

「NextStage」はだいたい「基礎英頻」と同じくらいの問題数ですね。

 

さらにちなみにですが、「英頻」によく似た名前で知られる「頻出英文法・語法問題1000」の問題数はこんな感じです。

頻出英文法・語法問題1000-問題数

この問題集は会話表現、発音・アクセントがないのでその分、問題数が少ないですね。

 

「英頻3部作」と「頻出英文法・語法問題1000」の詳細は以下の記事をご覧ください。

英頻3部作-サムネイル
英語頻出問題(英頻)3部作を徹底比較!受験生なら誰もが知ってる「英頻」についてまとめました。3つのレベルに分かれていますが、具体的に何が違うのか、問題数や掲載されている問題タイプなど詳しく解説してあります。後半では英文法の問題集は結局どれが良いのか、についても解説してあるので参考にしてください。...
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「全解説 頻出英文法・語法問題1000」オススメの使い方全解説シリーズの「頻出英文法・語法問題1000」の問題数や難易度、特徴などをまとめました。基本的には偏差値55以上の大学入試向けですが、より具体的な使い方についても解説しているので参考にしてみてください。...

 

「NextStage」の特徴

特徴としては以下のことがあげられます。

  • 文字が大きい
  • 2色しか使われてないので見にくい
  • 重要ポイントは整理されている
  • 設問の難易度が「基本」「標準」「発展」で分けられている(が、解説の方にしか掲載されていない)
  • 会話表現とアクセント・発音には音声CDがついている

 

文字の大きさは「Vintage」と比較したときの大きさです。地味ですがこれ意外と重要なんですよね。小さすぎても大きすぎても読みにくいので。個人的には「Vintage」の文字の大きさの方が好きです。

色も以下の画像のように基本2色、しかもメインは赤なので見にくいです。これも比較すると分かりますが多くの人にとって「Vintage」の方が見やすいはずです。赤はアクセントで使うべき色ですが全体に使っているために情報が頭に入ってきにくいんですよね。

NextStage-解説ページ1

 

以下の画像のように重要ポイントはある程度整理されています。まぁこれくらいはあって然るべきですね。

NextStage-解説ページ2

 

上記2つの画像を見ると設問の難易度が表示されているのがわかると思います。が、肝心の問題ページ(下の画像参照)には表示されていません。

NextStage-問題ページ

 

CDについては特に言うことはないので説明は省略します。

ということで「NextStage」は良いところも良くないところもあるというのがわかっていただけかと思います。

 

「NextStage」の問題タイプ

掲載されている問題タイプは主に以下の5種類です。

  • 空所補充(4択)
  • 語句整序
  • 連立完成(同意文完成)
  • 正誤指摘
  • 適語句補充

一般的な問題タイプだけですね。訂正問題や書き換え問題など難しい問題タイプはないです。

 

語彙(ごい)問題の種類

結構見落としがちですが、語彙問題の種類は問題集によって結構違います。「NextStage」の場合は以下のようになっています。

  • 注意すべき語彙(名詞、形容詞):66問
  • 重要多義語:44問
  • 語形変化:表(352)
  • 注意すべき反意語:表(121)
  • 接頭辞を加えた反意語:表(39)

 

設問になってるのは「注意すべき語彙」と「重要多義語」だけです。その他は全て表になっていて、赤シートで隠して使うようになっています。

反意語の部分は設問も欲しいところですね。「Vintage」にはあるんですけどね。

 

発音・アクセント問題の種類

語彙問題と同じく発音・アクセント問題もどこに重点を置いているのかは教材によって異なります。以下に「NextStage」の発音アクセント問題の種類と問題数をまとめておきます。

  1. アクセントの位置が異なる単語選択:40問
  2. 名詞と動詞でアクセントの位置が異なる単語選択:2問
  3. 発音が異なる単語選択:55問
  4. 同音異義語:15問
  5. 同綴異音語:13問
  6. 合計:125問

 

①は2〜5音節の単語で分かれています。

③は母音、子音、黙字で分かれています。黙字というのは「bomb」の4文字目のbのように発音しない文字のことです。

同音異義語や同綴異音語の設問があるのは良いですね。「Vintage」だと表はありますが設問はないので。

 

まとめ

さいごにまとめておきます。

  • NextStageの問題数は約1600問
  • 解説はまずまず
  • 細かいところで使いにくい部分がある

 

まとめが適当なんですが、それは「Vintage」の方が良い教材だからなんですよね。「NextStage」についてはまとめてもしょうがないかなと。学校でネクステ使ってる人には申し訳ないんですが(笑)。

「Vintage」については以下の記事をご覧ください。

「Vintage」はこう使え!問題数、特徴、使い方を徹底解説!高校生なら誰もが知ってる英文法問題集「Vintage」について、問題数や掲載されている問題タイプ、解説の詳しさやわかりやすさ、などを他の代表的な教材と比較しました。英文法問題集としては現状最強クラスという結論に達したので、参考にしてください。...

 

「NextStage」と「Vintage」を比較した記事もあるので参考にしてください。

NextStage-Vintage-サムネイル
NextStageよりVintageの方が優れているワケ高校生が使う英文法問題集といえば「NextStage」と「Vintage」ですが、実は「Vintage」の方が良いんですよね。色々な視点から分析した上でその理由を解説してみたので、どっちを使うか迷っている方はぜひ参考にしてみてください。...
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