共通テストの記述式問題、英語民間試験の利用についての東大の対応について2019年10月時点で公表されている情報をまとめました。受験生はぜひ参考にしてみてください。
新共通テスト、英語民間試験に関しては以下の記事も参考になると思います。
まだ確定してない部分もあるので、わかり次第、加筆修正していきます。
*追記
2019年11月1日のニュースで、英語民間試験の実施延期が決まったと報道がありました。文科大臣によると2024年(令和6年)の実施に向けて改めて検討するようです。いやー良かったですね。あとは共通テストの記述問題がなくなればさらに良いんですけどね。参考:NHK WEB NEWS、萩生田文科相 英語試験 抜本的に見直し 5年後実施に向け検討
英語民間試験について
東大は以下のように公表しています。
2021 年度東京大学一般入試(2020年度実施)においては、従来の出願要件に加え、次の (1)~(3)のうちいずれか1つの書類の提出を求めることとします。
(1) 大学入試センターによって「大学入試英語成績提供システム」の参加要件を満たす と確認された民間の英語試験(以下、「認定試験」と言う。)の成績(ただし、CEFR の対照表で A2 レベル1以上に相当するもの)。
(2) CEFR の A2 レベル以上に相当する英語力があると認められることが明記されてい る調査書等、高等学校2による証明書類。
(3) 何らかの理由で上記(1)(2)のいずれも提出できない者は、その事情を明記した 理由書。
要するに東大は英語民間試験は出願条件としては使うけど合否には使わないよってことですね。まぁ、英語民間試験の利用については評価基準などに問題あるのでこれが当たり前の対応ですね。
CEFRでA2と言うと、文科省が公表してる対照表では英検準2級程度なので大したレベルではないですね。これなら、別に出願条件にするまでもないんじゃないですかねw
まぁお上のお達しなのでしょうがなく条件に入れるかって感じ。その意味ない条件を満たすためにお金払って民間試験受けなきゃいけない受験生はかわいそうですね。
記述式問題について
共通テストの記述式問題については現時点では利用するけど、具体的にどう利用するかはまだ決めてないよって感じみたいです。
大学入学共通テストの記述式問題(国語・数学)の結果は、本学の入学者選抜に利用します。
利用方法等については、今後、大学入試センターにおいて公表が予定されている試行調査(プレテスト)の検証結果等を踏まえ、改めて検討を行い、方針を決定します。
出典:2021年度入学者選抜(2020年度実施)に関する予告について
試行調査の問題を見る限り記述問題もかなりショボいことになってるので使いたくないってのが当然の反応かと。特に国語は採点基準に脆弱性があるのでw
ということで東大の現時点での対応はこんな感じですね。公表してる資料を読むと、「フザケンナ馬鹿」って感じが伝わってきて良きなのでぜひ読んでみてください。
ちなみに京大の対応については以下の記事に書いてあります。
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