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英語頻出問題(英頻)3部作を徹底比較!

英頻3部作-サムネイル

受験生なら誰もが知ってる「英頻」についてまとめました。3つのレベルに分かれていますが、具体的に何が違うのか、問題数や掲載されている問題タイプなど詳しく解説してあります。後半では英文法の問題集は結局どれが良いのか、についても解説してあるので参考にしてください。

 

それぞれの問題数

英頻740、基礎英頻、英頻それぞれの問題数は以下の通りです。

英頻3部作-問題数比較表

こうやって表を作ると違いがわかりやすいですね。

英頻740は文法・語法と構文という分け方ではなく、文法別でまとまって掲載されているのでそれらを合わせた数としてカウントしました。

表からわかることをまとめるとこんな感じ。

  • 英頻740は文法メイン(適正偏差値〜55)
  • 基礎英頻は文法以外が増量(適正偏差値55〜65)
  • 英頻は文法以外がさらに増量(適正偏差値60〜)

 

3部作の使い分け方としてはだいたい上記の適正偏差値で分けるといいと思います。

下位の大学入試は文法問題も多く、その難易度も低いものが多いので英頻740が適していますね。

上位になればなるほど文法問題単独での出題は減っていきます。出題されたとしても難易度が高いものです。では上位大を受験するにあたってこういった問題集で文法を勉強する意味は何かというと、それは長文読解のためです。

構文や語彙、イディオムの知識は長文を読むときにも活躍するのでやっておくと、長文読解の勉強がスムーズにできるようになります。

 

問題タイプの豊富さ

違うのは問題数だけではないです。

英頻3部作は上位になるほど問題タイプが豊富になっていきます。それぞれに掲載されている主な問題タイプをまとめると以下のようになります。

英頻3部作-問題タイプ表

英頻740は選択、空所補充、語句整序だけなので、この視点からも入試基礎レベルであることがわかります。

基礎英頻はそれらに加えて書き換え問題が多く掲載されています。書き換え問題は入試で頻出ですからね。訂正問題も少しだけ載っています。

英頻になるとさらに問題タイプが増えます。増えすぎて表に書ききれないので「その他たくさん」としています。

英頻は問題数も圧倒的に多いですし、問題タイプもめちゃくちゃ多いです。なので下手に手を出さないほうがいいと思います。そういう意味でも適正偏差値を60〜としてあります。

 

英頻3部作それぞれの詳細については以下の記事をご覧ください。

英語頻出問題740-サムネイル
「英語頻出問題740」の難易度、特徴まとめ「英語頻出問題740」についてまとめました。一口に文法問題集といっても、どんな問題がどれだけ掲載されているのか、解説はどのくらい詳しいのかなどによって用途が異なるので、この記事を読んで本当に使うべきかよく考えてみましょう。...
基礎英語頻出問題総演習-サムネイル
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英語頻出問題総演習-サムネイル
「英語頻出問題総演習」はこう使え!問題数、特徴まとめ受験生なら誰もが知っている「英語頻出問題総演習」、略して「英頻」の問題数や特徴についてまとめました。同じシリーズの「英頻740」や「基礎英頻」とは明らかに異なる構成なので、この記事を読んでから使うかどうかを決めましょう。...

 

ひと通り文法を勉強してから使おう

英頻は解説があっさりしてるのでひと通り文法を勉強してから使ったほうがいいです。

文法問題も短めの英文でできているので、それを読んである程度意味がわかるレベルにいないと本書を使っても効果が薄いです。そのレベルにいないとそもそも進むスピードが遅くなるので、効率も悪くなります。

 

私は大学受験における文法学習方法には大きく分けて以下の3パターンあると考えています。

  1. 文法を基礎から体系的に学ぶ
  2. 文法学習しつつ問題演習する
  3. いきなり問題演習

 

高校はおろか中学レベルの文法もあやしいという人は①のやり方をおすすめします。高校レベルの文法がある程度OKの人は②、高校レベルの文法がOKな人は③といった感じですね。

 

英頻3部作は「③いきなり問題演習」で使う教材

英頻3部作は③で使う問題集に該当します。

英頻3部作は解説を見たときに「ああ、このことね」と思えるくらいの文法知識が必要です。その確認のために解説があります。文法を基礎から解説するためにあるわけではないですし、構成から考えても文法を体系的に学べるようにはなっていません(特に英頻)。

英頻740は3部作の中で一番カンタンですが、それはあくまでも掲載されている問題の難易度や問題タイプにおいて言えることです。このレベルの問題演習をやるにしても、それなりの文法知識は必要です。

 

「②文法学習しつつ問題演習する」のにオススメの教材

問題集でありながら英文法を体系的に学べる教材としては以下のものがオススメです。

  1. 頻出英文法・語法問題1000
  2. 入試頻出英語標準問題1100
  3. Vintage
  4. NextStage

 

この4つは英頻と比べると解説が詳しくて英文法をある程度体系的に学べるような構成になっています。

①の「頻出英文法・語法問題1000」も英頻と並んで有名な教材ですね。英頻と間違える人も多いですが、違う教材です。この教材の詳細は以下の記事をご覧ください。

全解説頻出英文法語法問題1000-サムネイル
「全解説 頻出英文法・語法問題1000」オススメの使い方全解説シリーズの「頻出英文法・語法問題1000」の問題数や難易度、特徴などをまとめました。基本的には偏差値55以上の大学入試向けですが、より具体的な使い方についても解説しているので参考にしてみてください。...

 

②は①の下位版です。

③と④は学校で使ってるよっていう人も多いのではないかと思います。これらも英頻に比べると解説が詳しいので英文法を勉強しつつ問題演習ができます。

どれが良いかというのは一概には言えません。自分の受験校の出題傾向と照らし合わせながらどれを使うかを考えましょう。

 

「Vintage」と「NextStage」については以下の記事をご覧ください。

「Vintage」はこう使え!問題数、特徴、使い方を徹底解説!高校生なら誰もが知ってる英文法問題集「Vintage」について、問題数や掲載されている問題タイプ、解説の詳しさやわかりやすさ、などを他の代表的な教材と比較しました。英文法問題集としては現状最強クラスという結論に達したので、参考にしてください。...
NextStage-サムネイル
NextStage(ネクステ)の問題数、特徴まとめ高校生なら誰もが知ってる英文法問題集「NextStage」について、問題数や掲載されている問題タイプ、解説の詳しさやわかりやすさ、などをまとめました。英文法の問題集を選ぶ際の参考にしてみてください。...

 

文法を1から勉強するのにオススメの教材

文法を最初から勉強する(①の)場合は以下の教材がオススメです。

  • Forest
  • 1億人の英文法

「1億人の英文法」の方が解説がわかりやすいのですが、総合的には「Forest」がオススメです。

なぜかというと「Forest」は対応問題集「Forest 解いてトレーニング」があるからです。

「Forest」とその問題集を使って勉強すれば高校レベルまでの文法がひと通り勉強できます。これが終われば、「英頻740」とか「入試頻出英語標準問題1100」をやったのと同じくらいのレベルになっています。

ですので、偏差値〜55くらいの大学を受験する人で文法を1から勉強し直さないといけないレベルの人は「Forest」と「Forest 解いてトレーニング」の2冊をやるだけで文法はだいたいOKです。

ちなみにForestはリスニング用の教材もあります。

¥9,998
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まとめ

さいごにまとめておきます。

  • ひと通りの文法が身についている人は問題数が多い「英頻」を使うと良い
  • ひと通りの文法を勉強した(けど怪しいところもある)くらいのレベルの人は「頻出英文法・語法問題1000」「入試頻出英語標準問題1100」「Vintage」「NextStage」のどれかを使うと良い
  • 文法を1から勉強する場合は「Forest」+「Forest 解いてトレーニング」がオススメ

 

 

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