雑記

群馬の公立高校入試制度、複雑すぎw(1都6県の公立高校入試制度まとめ)

都道府県ごとに高校入試の制度が微妙に違うので調べてみました。今回は関東の1都6県です。気になるのは、試験日、選抜方式、学力検査と内申点(評定)の比率なのでそれらを中心にまとめてみました。

1都6県は東京、神奈川、千葉、埼玉、栃木、茨城、群馬です。以下の情報は全て平成31年度のもの。

高校入試の制度ってめちゃくちゃわかりにくいんですよね。保護者や生徒から毎年質問されまくりです。各都道府県で公開されてる資料もわかりにくいものが多いので把握するのが大変でした。

高校入試制度を理解する上で押さえておく良いのは以下の4項目です。

  1. 入試日程
  2. 選抜方式
  3. 学力検査、内申点(評定)、面接の比率
  4. 主要5教科(英数国理社)とサブ4教科(音美技家)の比率
  5. 内申点(評定)にはどの学年の成績を使うのか

 

学力検査の日程は1月下旬のところもあれば3月のところもあるのでかなり幅があります。あまり遅いのも嫌ですが早いのも嫌ですね。

選抜方式は1次選抜、2次選抜と分かれているところや特色選抜などを実施している都道府県もあります。

もっとも気になるのは学力検査、内申点、面接の比率など実際に選抜に使われる指標に関するものですね。ここは都道府県ごとにけっこう違うので調べてみて面白かったです。

内申点(評定。いわゆる5段階評価のやつ。)も3年間の合計を使うところもあれば一部だけ使うところもあったりと都道府県ごとに特徴があります。

調べてもよくわからない部分もあったのでそのあたりの情報をお持ちの方はぜひ教えてください。

以下の情報はいわゆる全日制の一般入試の情報だと思ってください。そこがマジョリティだと思うのでその情報だけまとめてます。ちなみに記事タイトルの群馬の情報は最後にあります。

 

用語説明

早速、各都道府県の制度を説明したいところですが、受験制度でわかりにくい用語がいくつかあるのでその説明をまずしておきます。

評定、内申点、調査書点の違い

まず評定ですが、これは英語、数学、国語、理科、社会、音楽、美術、技術、家庭の5段階の成績です。合計45点満点ですね。

内申点は、英検3級持ってたら+1点するなどの高校もありますが、評定に加えてそういう+アルファの要素も考慮した点数ですね。ボーナス点ありみたいな感じです。

調査書は評定や内申だけではなく、中学での全ての活動を記した内容です。委員会や部活動など数値化しにくい内容も含まれます。

各都道府県の入試要項には「これらを総合的に判断して合格者を決定する」と書いてあるところが多いですが、実際には内申点だけで計算するところもあります。

 

傾斜配点

学力検査は例えば英語、数学、国語、理科、社会の各100点満点、合計500点満点で行われますが、国際科などでは英語を150点に換算する(学力検査自体は100点満点)ようなところもあります。これが傾斜配点です。その科目を重視しますよってことですね。傾斜配点を採用しているコースはあまり多くないのでほとんどの人には関係ないですが。

 

東京都の公立高校入試制度

まずは東京都です。

試験日 2月下旬
選抜方式 推薦入試、学力検査に基づく入試
学力検査、調査書、面接の比率 7:3:0
主要5教科とサブ4教科の比率 1:2
内申点に使う学年 3年間?

 

試験日は2月下旬とまぁいい感じのタイミングだと思います。

選抜方式は主に推薦入試と学力検査に基づく入試の2つあります。学力検査に基づく入試がいわゆる一般入試だと考えておけばOKですね。

学力検査に基づく入試はさらに第一次募集(分割前期)と第二次募集(分割後期)に分かれます。よくわかりませんが第一次募集と分割前期は同じものを指すっぽいです。名称は1つにして欲しいですね。2019年度の入試では第二次募集をする全日制普通科は108校中18校だったのでマイノリティですね。

推薦の募集人数は定員の20%です。どこの高校も同じです。残りの80%の合格者は学力検査に基づく入試で決めます。

学力検査に基づく入試の第1次選抜では面接をやるところはほぼないです。

学力検査と調査書の比率も7:3と固定されているので、どの高校を受験しても変わりません。まぁ、傾斜配点を採用してるところもありますが。

 

東京都は比較的わかりやすいですね。要はまず推薦でスポーツできる人とかを合格させて残りの80%はテスト受けてねってことですね。そして普通科は第一次選抜だけのところが多いと。

各比率もわかりやすいので比較的良心的な制度設計ですね。サブ教科の成績が2倍の価値となると一見バランスが悪そうですが、学力検査:調査書=7:3なのでそこまで大きな影響はなさそうです。

都立高校入試の学力検査や調査書点の計算については以下の記事で詳しく書いてあるのでそちらを参照してください。

都立高校入試の学力検査の得点と調査書点の計算方法-アイキャッチ画像
都立高校入試の学力検査、調査書の計算方法(自動計算あり)都立高校入試(学力検査に基づく入試)の学力検査の得点と調査書点の計算方法についてまとめました。「何点取れば合格できるのか?」についての参考になる書籍も紹介してあるので参考にしてみてください。...

この記事のように計算して上位から順に合格というわかりやすい形です。

 

ちなみに東京都は男女別の定員と言うものが存在しています。ちょい前に医学部受験で男女差別が問題になってましたが、都立高校入試の場合はそもそも男女の生徒数の比率で男子の方が若干多いというのもあるので一概に男女差別だとも言えなそうですね。緩和策をとっている高校もあるようです。

 

参考:東京都教育委員会

神奈川県の公立高校入試制度

試験日 2月中旬
選抜方式 共通選抜のみ
学力検査、調査書、面接の比率 学校によって異なる
主要5教科とサブ4教科の比率 1:1
内申点に使う学年 2年次と3年次のみ

 

試験日は2月中旬と卒業まで約1ヶ月とちょうどいい時期ですね。毎年バレンタインデーに試験があるんですが、教育委員会の人はバレンタイデーになんか恨みでもあるんですかねw

選抜方式は共通選抜のみです。推薦入試はないです。めちゃくちゃわかりやすい!

共通選抜は1次募集と2次募集に分かれます。1次募集で定員の90%を合格させます。2次募集で残りの10%を合格って感じですね。

1次募集と2次募集は何が違うかと言うと、1次募集は内申点も考慮しますが、2次募集では主に学力検査と面接だけで合格者を決めます。つまり2次募集の10%は成績一切関係ないんですよね。めちゃくちゃ良い制度。

ちなみに面接は必ずあります。だいたい集団面接かな。

学力検査、調査書、面接の比率は6:2:2〜2:6:2の間で各高校が決められます。4:4:2のところが一番多いです。面接の比率は2が圧倒的マジョリティ。この辺は東京都に比べるとわかりにくい。

主要5教科とサブ4教科の比率は1:1と良心的です。

調査書点として使われる成績は中2と中3のものだけです。中2の学年末の成績45点満点+中3の入試直前での成績45点満点×2=135点満点で計算されます。これを上記で説明した比率にさらに換算します。

中1の成績を使わないというのは良いですよね。中学生になると急に雰囲気が変わり小学生の時とは勝手が違うと感じる人も多いですが、この制度なら中1はお試し期間って感じでやれますからね。東京都よりも良い制度かも。

神奈川県の公立高校入試の制度の詳細については以下の記事をご覧ください。

神奈川県公立高校入試の攻略法-入試制度理解編-アイキャッチ画像
神奈川県公立高校入試の攻略法 入試制度理解編個別指導歴15年の私が神奈川県公立高校入試の制度やその攻略法について解説してみました。何も考えずに勉強しても良い結果は得られないので、これから受験する人はこれを読んで自分なりの戦略、攻略法を考えてみてください。...

https://tutor-blog.com/kanagawa-high-school-admission-s-point-culculation/

東京都と同じく、これらの記事に書いてあるように学力検査の点数と内申点、面接点を数値化して上位から順番に合格という形です。わかりやすい。

 

千葉県の公立高校入試制度

試験日 前期2月中旬、後期2月下旬
選抜方式 前期選抜、後期選抜
学力検査、調査書、面接の比率 不明
主要5教科とサブ4教科の比率 1:1
内申点に使う学年 3年間

 

とりあえず千葉県は資料が見当たらないのでクソですw

前期選抜に関しては学力検査の点数、調査書点、面接点をどう計算するのか、どうやって合否を決めるのかという最も重要な情報が公式では見つかりませんでした。もっとちゃんと探せばあるのかもしれませんが、ちゃんとわかりやすいところに置いといてほしいですね。

かろうじて見つけられたのは評定の計算方法ですが、意味わからない式ですw

「算式1:全学年の評定の合計値 ー 95 + 全学年の評定の平均値(135点満点)」

なぜ95なのか、評定の平均値を引く意味はなんなのかさっぱりわかりません。ちゃんとした根拠あるんでしょうかねこれ。

ちなみに前期選抜では定員の30〜60%の合格者を決めるようです。割合は各高校が決められるっぽい。

 

後期選抜は一応情報ありますが、ルールがわかりにくいです。2段階に分かれています。

まず第1段階で以下の条件を全て満たす人が合格となります。

  1. 算式1で計算した値で順位をつけ、上位80%にいること
  2. 学力検査の得点で上位80%以内にいること
  3. 調査書などで問題がないこと

例えば後期選抜の定員が100人で受験者が120人だった場合は、80位以内にいれば合格です。要するに定員の80%を第1段階で決めるということですね。ここで合格できなかった場合は第2段階に進みます。

調査書で問題ってなんでしょうね。遅刻が多すぎるとか。暴力事件を起こしたとかそういうことですかね(先生はそんなことわざわざ調査書に書かなそうですが)。

 

第2段階では以下のように算式2とそのほかの資料を総合的に判断して合否を決めます。また算式w

算式2:Y+K×Z

  • Y:入試得点(5教科500点満点)
  • K :各高校が定める整数値(1が多い。3とかもある。)
  • Z:算式1で計算された値

 

資料

  • 調査書中の9教科の評定も含めた全部(部活とか)
  • 学力検査の成績
  • 各校で実施した検査

 

算式1と算式2で成績と入試得点を計算してるにも関わらず、さらに資料でも評定を使うって意味わからないですね。この部分は実際にはあまり考慮してないのかも。

 

千葉県は資料が探しにくい&前期選抜の選抜方法が不透明なので要改善だなと思ってたんですが、どうやら2021年から前期選抜と後期選抜を廃止して一本化するようです。やはり評判悪かったんですかね。

参考:千葉県教育委員会臨海セミナー(わかりやすい)

 

埼玉の公立高校入試制度

試験日 2月下旬
選抜方式 第1次選抜、第2次選抜、第3次選抜
学力検査、調査書、面接の比率 学校によって異なる
主要5教科とサブ4教科の比率 だいたい1:1
内申点に使う学年 3年間のところが多い

 

埼玉県は選抜方法がめちゃくちゃ複雑ですが、全て明確に公開されているのでそういう意味では良心的です。

選抜が3段階に分かれている時点でめんどくさそうです。第1次選抜で一般募集定員の60〜80%を合格者を、第2次選抜で残りの合格者を決めます。第三次選抜はよくわからないですが、定員割れの場合とかですかね。

ざっくりとですが第1次選抜は学力に重点を置いた選抜で第2次選抜は調査書に重点を置いた選抜だと思っておけば良さそう。

 

選抜方法については具体例をみた方がわかりやすいです。朝霞(アサカ)高校の例を見てみましょう。

埼玉県立朝霞高等学校の選抜方法1 埼玉県立朝霞高等学校の選抜方法2

 

非常にクリアですね。複雑ですが。

朝霞高校は第1選抜では学力検査が500点満点、調査書が405点満点、面接等はなし、合計905点満点、ですね。これで数値化して上位75%を合格とするってことですね。わかりやすい。

同様に第2次選抜では調査書の比率が大きくなっています。調査書に重点を置いたというのはこのことです。

面白いのは成績の比率ですが、1年:2年:3年=1:1:3となってます。3年の成績重視ってことですね。この比率は高校によって異なり、2:2:3というところもあります。

各比率は高校によって微妙に異なるし面接をやるところもあったりするので、自分が受験するところの情報をしっかり調べないといけませんね。まぁ入試で点数とればいいだけの話なんですけどね。

ちなみに評定の主要5教科とサブ4教科の比率は同じようです。

にしてもここまで、各高校に決定権を移譲しているところは珍しいのでは?

各高校で配点や比率が違うとはいえ、あまり意味なさそうなので、東京や神奈川のように基本は統一しといて、各校が自校の特色に合わせて整数比で変えられるようにしたり傾斜配点導入すればもっとスッキリすると思います。その方が各高校の負担も減るし、受験生の負担も減りそう。

参考:埼玉県教育委員会

 

栃木県の公立高校入試制度

試験日 3月上旬
選抜方式 特色選抜、一般選抜
学力検査、調査書、面接の比率 学校によって異なる
主要5教科とサブ4教科の比率 1:1
内申点に使う学年 3年間

 

まず試験日が遅いのが気になりますね。卒業とほぼ同じタイミングじゃないでしょうかねこれ。

特色選抜は主に学力検査をしない選抜方式です。面接+小論or作文というところが多いようです。面接+自校作成問題(英語、数学、国語)みたいなところもありますが、おそらく問題は一般選抜よりも簡単だと思われます。特色選抜は定員の10%程度、20%程度、30%程度の合格者数の中から各校が選択できるようになっています。

一般選抜での学力検査、調査書の比率は9:1~1:9の間の整数比で各校が決められます。神奈川県よりもかなり幅がありますね。6:4などバランスが取れたところがマジョリティですが、9:1のところもチラホラあります。一般選抜でも面接をするところが多いですね。面接は集団面接のところが多いです。

主要5教科とサブ4教科の比率は同じようです。

残念ながら、栃木県は調査書点の数値化方法が明示されてません。学力検査と調査書の比率が9:1みたいなところはあまり関係なさそうですが、5:5とかの場合、調査書の比率が重いのでどういう計算されているのかわからないのは不親切ですね。まぁ得点開示請求できるなら問題ないですが。でもここは埼玉を見習って欲しいところ。

 

選抜は2段階あります。

まず、第1次審議で学力点と調査書点の合計点で順位をつけ、定員数の上位80%を合格とします。定員300人、受験者330人だったら合格者は受験者のうち上位240人てことですね。

第2次審議では第1次審議で不合格になった受験者の中で学力検査点、調査書点、調査書の中で数値化されない部分などを総合的に判断して合格者を決める、とあります。

この辺りが調査書点が明確に数値化されてない理由かもですね。でも、やはりここは数値化した方がフェアですね。同じ内容の調査書にも関わらず、異なる判断がされていても受験者側はわからないですからね。

参考:栃木県教育委員会

 

茨城の公立高校入試制度

試験日 3月上旬
選抜方式 特色選抜、共通選抜
学力検査、調査書、面接の比率 比率で計算する方式ではない
主要5教科とサブ4教科の比率 1:1
内申点に使う学年 3年間

 

茨城も試験日が3月上旬と遅めですね。

特色選抜は最大で定員の50%の合格者を決めます。比率は各校で決めれるっぽいです。選抜に使う資料ですが、学力検査の得点が500点満点、それ以外の調査書などの得点を合わせて最大1200点満点ということ以外よくわかりません。特色選抜では面接をやるところが多いようです。そもそも特色選抜を実施しないところも結構あります。

各校が特色選抜で定員に対して何%募集するのかの一覧も見当たらず。あるならあるでわかりやすいところに置いといて欲しい。。。

 

共通選抜での選抜方法は千葉県に似ていて2段階に分かれます。具体例が載ってたのでこれはわかりやすかったです。

千葉県公立高校入試、共通選抜の選抜方法1

まず、募集の枠に共通選抜、特色選抜、特例入学者選抜、の3つがあります。定員が150人で特色選抜と特例入学者選抜の募集人数が50人だとすると共通選抜では100人の合格者が出ることになります。

この場合、学力検査で上位80%(80位)に入っていて、かつ、調査書点の順位で上位100人に入っていれば合格です。上記の例では第1段階の合格者が70人。

第1段階で不合格となった人は第2段階に進みます。残りの定員30人はここから選抜します。ここで意味がわからない要素が出てきます。

どうやら第2段階では「学力検査重視の選抜」と「調査書重視の選抜」という2つに分かれるようです。その比率は各校が決めれるようで、上記の例では60:40なので、合格者はそれぞれの方式で18人と12人となります。ここまで読んで意味わからないところが出てきました。

そもそも「学力検査重視の選抜」がどんな選抜なのか説明が書いてないんですよね。字面からすると、学力検査重視の選抜の場合は例えば学力検査と調査書の比率が8:2とか各校が決めて上位18人を合格にするとかな感じがしますが、どうやら違うっぽいです。

この資料を見ると、「調査書重視の選抜」で利用する項目の欄に学力検査がないので、これは学力検査の点数は関係なく調査書だけで決めるってことですよね。ということはもう一方の「学力検査重視の選抜」では学力検査だけで合格者を決めると読み取れます。わかりにくい。

「学力検査重視の選抜」じゃなくて「学力検査のみの選抜」とか書いてくれればいいのに。

ちなみに共通選抜では面接はないみたいです。

 

参考:茨城県教育委員会

 

群馬県の公立高校入試制度

試験日 前期選抜:2月上旬、後期選抜:2月下旬
選抜方式 前期選抜、後期選抜
学力検査、調査書、面接の比率
主要5教科とサブ4教科の比率 1:1
内申点に使う学年 3年間

 

群馬県は前期選抜と後期選抜があり、それぞれで試験があります。めんどいw

ざっくりとですが前期選抜は調査書の比率が大きく、後期選抜は学力検査の比率が大きいと思っておけばOKです。また、前期選抜は定員の10%〜50%の範囲で各校が決めれます。

前期選抜では調査書、学力検査or総合問題、面接で合否を決めるところが多いようです。それぞれの比率は各校が整数比で決められます。また、前期選抜は3段階に分かれてます。わかりにくいw

例えば、前橋高校の前期選抜はこんな感じ。全体の募集定員は280人で、前期選抜の募集人数は定員の30%(84人)です。

  • 第1段階:募集は定員の12%。調査書:総合問題:面接=6:3:1
  • 第2段階:募集は定員の9%。調査書:総合問題:面接=6:3:1
  • 第3段階:募集は定員の9%。調査書:総合問題:面接=7:2:1

 

めちゃくちゃわかりにくいんですが何ですかこれw

 

前期選抜の選抜方法の詳細は各校が自由に決められるようになっていて、前橋高校では上記のように3段階に分かれています(しかもそれぞれの段階で重視する内容が違うのでさらにわかりにくい)が、第1段階と第2段階しかないところやAとBに分かれてるところがあります。はい、もう意味わからないですね。

学力検査と総合問題は何が違うのかはっきりしないし、学力検査も3強化(英数国)だけだったり、パーソナルプレゼンテーションとかわけわからんもんをやらせたりともうわけわからん。わからん。

全体を把握しようとするとまじでクソシステムだなという感想しか出てきませんが、受験生の場合、自分の受験するところだけ知っていればとりあえずはOKなのであまり負担にならないのかも。でも、そもそも受験するところを選定する作業で挫折しそうだけど。

 

すでに調べるのが嫌なんですが、最後まで行きます。読んでる人もキツいと思いますが頑張ってくださいw

 

後期選抜いきます。同じく前橋高校を例にします。

前橋高校の後期選抜は調査書:学力検査:面接=1:9:0です。ほぼ学力検査のみで決めるパターンですね。面接もなしです。が、傾斜配点があります。英国数が150点で理社は100点です。

もう疲れたのでやめにします。各校で設定が細かく違うので、全部あげてたらキリがない。群馬県の塾関係者は大変ですなこれ。

参考:群馬ー高校入試情報

 

まとめ

疲れた。その一言に尽きますねこれは。

とりあえず、群馬のシステムがクソだということはわかりました。権限移譲を進めた結果、こんな煩雑になってしまったんでしょうかね。

東京、神奈川は比較的わかりやすいです。選抜方法が明確なのは埼玉でしたね。

個人的には面接とか意味ないのでやめたほうが良いと思いますね。どうせ猫被るだけだし。まぁ猫被れるかどうかをチェックしてるみたいなところもあると思いますが。大学受験制度をはじめ、人格重視になって行きそうですがまじでやめた方が良いと思います。

私は神奈川県を中心に受験生を指導してるんですが、神奈川県の公立高校入試も新課程になってから面接を100%実施するようになりました。でも、面接点で差をつけないところも結構あります。学力が高い高校ほどその傾向が高く、学力が低い高校ほど面接で差をつけます。なぜなら学力で差がつかないからってのもありますが、入学後の素行を気にしてるってのもあるはず。ヤバそうなやつは面接で落とさないとね。

47都道府県を全部調べるつもりだったんですが、どうしようかなw

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