学力が低い人へ指導するときの5つのポイント

突然ですが、個別指導塾や家庭教師を利用する人ってどんな人だと思いますか?

 

そう、学力が低い人、やる気がない人、です。

医学部予備校や御三家専門塾のようなところは違うと思いますが、そこらへんにある個別指導塾や普通の家庭教師を利用する人の多くはこういう人です。

で、本当に学習サービスを必要としてるのもこの層だと思ってます(本人たちは気づいてないかもしれませんが)。なぜなら、勉強は他のものに比べて努力次第でなんとかなる可能性が高いからです。学力高い人はそういうサービスを使わなくても自分でなんとかできますからね。

 

ところが、そういう塾で働いている講師や家庭教師の多くはそういう層を教えるのが実は苦手です。

教えている人は、その層の人に比べて勉強で苦労したことがないのが一つの理由です。もう一つの理由は単純に教えるスキルがない、蓄積、共有されていないからです。

 

私は長いこと講師をしてきたので、その層を教えていて玉砕していく講師を山ほど見てきました。私自身も最初のうちは何度も討ち死にしました。

今回は、失敗を重ねていくことで得た、学力低い人に教える時のコツをまとめてみました。大学生になって塾講師や家庭教師をやり始めた人の参考になると思います。また、数学苦手、勉強苦手という人も参考になる内容です。

 

ポイント1:理解させようとしない

これは、最も基本的なポイントなので最初に書くことにしました。

講師の多くは勉強好きな人が多いです。そして、自分の経験を活かし、それを生徒にも伝えたいと考えています。でも、それが大きな間違いだったりします。

例えば、次の問題を見てください。

*受験研究社 “3ステップ式 標準問題集 中2 数学” P16

 

この問題を学力低い人に教えるときに何を考えますか?

 

「面積は2乗されて、高さはそのまま掛けるだけだから、その積の結果を考えれば良さそうだ!」

と考え、その方向で教えようとしたらアウトです。

学力低い人はこの「」内に書いてあることを理解できません。逆に言うと、これを理解できない人へどう教えるのか、を考え実行するのが講師の仕事です。勉強できる人に教えて「〇〇大学に合格しました」というのは実績でもなんでもありません。

 

私は次のように教えるのが良いんじゃないかと思ってます。

まずは元の体積(Sとします)を求める。

(1)   \begin{eqnarray*} S &=& \frac{1}{3} \times \pi \times h \times r^{2} \\ &=& \frac{1}{3} \pi h r^{2} \end{eqnarray*}

次に半径と高さを変えたときの体積を求める。

(2)   \begin{eqnarray*} S &=& \frac{1}{3} \pi \times \frac{h}{3} \times (3r)^{2} \\ &=& \pi h r^{2} \end{eqnarray*}

 

こうすると、体積の計算結果を直接比較することができるので学力が低い人でも答えに辿り着けます。

 

「解ける=理解した」ではない

これは私が常に言っていることです。上記のように、同じ問題でも、学力の低い人と高い人では答えにたどり着く経路が異なります。

目標達成のためにどの程度の学力が必要なのかによって、どこまでやるかは異なります。

経験の浅い講師は、前者の経路を教えたがります。その方が数学的に面白いからです。頭のいい人にとっては後者のやり方は、計算するまでもなく、「こうすれば求まる」というイメージが容易にできるのでつまらなく感じます。

でも学力が低い人を指導するときに重要なのは、自分が面白いかどうかではなく、生徒ができるようになるかどうかです。自分の考えを捨て、仕事に徹することができるかどうかが大切です。

 

ちなみに、私は学力が高い人に対してもまずは後者の方(正解の方)で教えるようにしています。そのあとで、「実はこう言う風に具体的に計算しないでもわかるんだけど、どうしたらいいと思う?」と聞くようにしています。

こう聞かれると学力が高い人は一生懸命考えます。後者の考え方にたどり着くこともあればそうでないこともありますが、それはどちらでも構いません。考えること自体が重要です。

さらに、この質問によって生徒の学力を測ることもできます。「ああ、この人はこのくらいの学力はあるな(ないな)」という判断ができます。これを繰り返すことで、点数には表れない学力をチェックできます。これをやっているかどうかで、指導結果は大きく変わります。

ということで、学力低い人に教える時の最大のポイントは「理解させようとしない」です。

 

ポイント2:解法のステップを細分化し明確にする

さて、先の問題では、具体的に計算させた方が良いことはわかりました。そのときに、他の問題が発生することもあります。

実はこのとき、元の体積の計算を間違える可能性があります(この場合、後の体積の計算も間違えるでしょう)。

学力が低い人は公式を正確に覚えていないことが多いです。これを念頭において指導しなければいけません。

そう言う場合は、問題を解く過程をいくつかのステップに分けて説明すると解きやすくなります。

 

例えば、上記の問題の場合、以下のようなステップを設けると良いでしょう。

ステップ1:言葉の式を書く

ステップ2:言葉の式に当てはめて(代入して)計算する

ステップ3:後の図形の半径を具体的に書き出す

ステップ4:後の図形の高さを具体的に書き出す

ステップ5:言葉の式に当てはめて(代入して)計算する

ステップ6:元の体積と後の体積を比べる

 

私が解説するときはこんな感じで書いています。

 

これって実は学力が高い人が頭の中で考えてることなんですよね。ただ、学力が高い人はステップを一つ飛ばし、二つ飛ばしでやっちゃう。教える時も同じようにステップを飛ばしちゃうので、生徒はわからなくなるんですよね。

めんどくさいけど、ステップを一つ一つ踏んでいけば確実に答えにたどり着きます。

 

「答えにたどり着いた」という経験がモチベーションを上げる

少し話がそれますが、学力が低い人はモチベーションが下がるスパイラルの中に常にいます。

上記のようなステップを踏むのは非常に面倒です。そして、集団指導でこれをやるのはなかなか難しいものがあります(授業進行が遅れるので)。

そうなると、よくわからないまま次の問題へ進むことになります。数学では、前の知識を使って解く問題も多いので、さらにわからなくなります。

このように学力の低い人は常に自分の無力感を感じさせられる状況にいるんですよね。そりゃ勉強嫌いになるよ。

 

ところが、こういう人の中には実は勉強できる(ようになる)人も存在するんですが、ただ集団授業の形式に合わないだけだったりします。

ほとんど学校と同じ内容で教えてるんだけど、私の方が圧倒的にわかりやすいと言ってくれる生徒がいます。ありがたいんですが、同じことを教えてるだけなんですよね。

これはおそらく、その生徒が集団に向けての発言を「自分のこと」として捉えられないからだと思います。

1対1で話すと「自分のこと」という意識が生まれるので解説もしっかり聞くようになるんじゃないかと考えています。

もちろん私は自分の教え方に自信を持っていますが、それとは別にそういう心理的な作用もあるような気がしています。そういう現象に何か名前がついていそうですね。どなたか知っていたらお教えください。

 

ポイント3:理解させるより演習させる方が効果的

ステップはどこまで刻めばいいのかというのは難しい問題です。細かくしすぎると、学力低い人は逆に混乱します。ザックリすぎると踏み外します。

例えば次の問題を見てください

*文理、”中3数学 完全攻略” P150

この問題を解くためのステップはこんな感じになります。

ステップ1:円O1を上から見た図を描く、最初からわかっている情報を書き込む

ステップ2:問題文から考えるとわかる情報を書き込む

ステップ3:補助線を引く(半径方向)

ステップ4:補助線を引く(弦ABへの垂線をHとして)

ステップ5:三角形O1Ahだけの図を描く

ステップ6:三角形O1AHへ特別な三角形の辺の比を利用して式を作る

ステップ7:三角形OABの面積は三角形O1AH2個分

 

 

おそらく多くの講師はこのステップを踏んで教えるはずです。ところが、学力低い人はこの各ステップができない、というか思いつかないんですよね。例えば、最初の補助線を引くところが思いつかないんです。

そして学力が低い人は「それが思いつかないから解けないんだよなぁ。どうやったら思いつくんだろう。」とそのことに固執します。これがいつまでたってもできるようにならない大きな理由の一つです。

講師はこれに付き合ってはいけません。講師であればなぜそうなるのか、どこからその着想を得るのかを説明することができるはずですが、説明しても理解できない、混乱するだけなのでやめましょう。

 

解決策は「類題を演習させまくる」です。

こういった感覚は言葉による理解よりも経験値でカバーするほうが効果的です。なので「こうすると解けるやん?」「じゃあこれやってみて」というのを繰り返した方が良いです。理解はあとからついてくるものです。

 

ポイント4:「解き方」だけ教える

学力が低い人は説明が長いと理解できなくなります(ステップを細かく分ける理由の一つはここにもあります)。

なので、学力低い人に教えるときは「こうすると解けるよ」という解き方だけ教え、なぜそうなるのかは教えません。論理的な理屈は理解できないし、それを説明すると逆に混乱します。

上記の問題例で例えば、「なぜここに補助線を引くのか」「どういう発想でその解法を思いつくのか」を説明しても理解できないので無意味です。むしろ混乱させるので逆効果です。

なので、解き方を教えたらすぐに類題演習をさせます。「右足を出して〜、左足出すと〜、歩ける〜」というCOWCOWのネタと同じで、歩き方を教えるだけで良いんです。当たり前のことなのでほとんど誰でもできるようになります。なぜ歩けるのかの説明はいりません。

 

すでに述べた通り、「答えにたどり着いた!」「解けた!」という感覚を味わってもらうことが最優先です。そして、解説スタートから「解けた!」までの時間は短ければ短いほど良いです。

簡単な計算問題であれば解説は数十秒で終わらせましょう。「解けた!」までの時間は長くても2〜3分に収めましょう。

特に最近の子供はスマホのゲームに慣れてしまっているので「何らかの達成感を味わえるまでにかかる時間」への耐性は恐ろしく低くなっています。ゲームアプリでは最初のチュートリアルが長いと離脱率が高まります。残念ながら勉強でも同じです。

でも、じっくり時間をかけて何かをやりきった時の達成感を感じないわけではありません。そういう経験値が少なすぎるだけです。それを味わせることができる講師でありたいですね。

 

ポイント5:やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かじ

 

やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かじ。

話し合い、耳を傾け、承認し、任せてやらねば、人は育たず。

やっている、姿を感謝で見守って、信頼せねば、人は実らず。

 

これは私が好きな山本五十六の言葉(らしい)です。そっくりそのまま指導に活かせる素晴らしい言葉ですね。前半部分を具体的に指導に適用するとこんな感じになります。

「やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かじ」

  1. 解説(実際に解いて見せます)
  2. 類題解説(同じやり方で解けることを実演)
  3. 類題練習(同じやり方で解けることを誘導しつつ生徒にやらせる)
  4. 類題演習(今度は生徒の力だけで解かせる)

 

具体例を示します。例えば因数分解で解く二次方程式を最初に教えるときに私は次のように教えています。

このとき、なぜ答えがそうなるのかは説明しません。こうすることで、「最初に左辺を因数分解すればいいんだな」ということと「答えはなんとなくこんな感じになるんだな」と思ってくれます。この時点では最終的な答えの判断方法について正確に把握できていなくても構いません。

次は誘導しつつ生徒に解かせ、最後に自力で解かせます。

このとき、「最初は何するんだっけ?」のようにやることを直接指示しないようにしつつ誘導します。これによって、生徒は「たしか、こうだったな」と考えながら解くことができます。また、何も誘導がなく4のようにいきなり解かせると、学力の低い人は不安になり思考停止になります。

最後に、生徒の力のみ、つまり講師の誘導やヒントなしで、解いてもらいましょう。ここまでの過程がうまくいっていれば確実に解けるはずです。

このとき、生徒の頭の中では答えの候補が2通りあります。最後の問題であれば「x=1,6」か「x=-1,-6」です。そこで私は「どっちだと思う?」と聞くようにしています。答えが合っていれば「そう、それでOK。xに代入したときにかっこの中が0になるような値が正解なんだよね。」と、ここで初めて説明します。

仮に間違えたとしても、「ぶー。じつはこっちが正解でしたー。同上。」という感じで対応します。

いずれにせよ、生徒は「おお、なるほどっ」と思ってくれます。これが重要です。最初に説明しすぎると、理解できないし、自分で解けた時の感動が薄れるので面白くないですからね。

一回解いただけでは、生徒の頭の中では「これで間違いない!」という自信は持てないので、同じパターンの問題を数問解かせて、確信を持たせるようにします。これでほぼ解けるようになります。

 

解けたときに褒めるかどうかについてですが、私は過度に褒めることはしないようにしています。ただ、自然な形で「OK、OK。解けたね。」とか「素晴らしい!」など声をかけることはマストで行なっています。

褒めるというよりは、声かけによってリズムを作り、次の項目へ進むための弾みをつけているイメージですね。そうすると生徒も授業進行にリズム感とスピード感を感じるようになり、授業の体感時間が短く感じるようになります。これは意外と重要なことです。授業が終わった時に「え、もう終わり?」と思ってもらえれば勝ちです。

 

「話し合い、耳を傾け、承認し、任せてやらねば、人は育たず」

これもそっくりそのまま指導に当てはまります。

私は指導をスタートした直後の数回は生徒と色んな話をします。話すことで生徒が何を考えているかがわかるようになります。勉強に対するモチベーション、生活の中で優先していること、好きなもの、興味があるもの、などなど。

これらの情報は指導する上で不可欠なものですが、これらを全く聞かずに指導をし始める講師は非常に多いです。

また、話し合うことでお互いの距離感を近づけることができます。実は最初のこの段階でどれだけ近づけるか、もしくは自分(講師)はあなた(生徒)に対して無害だぞということをわかってもらえるかが重要です。

学力の低い人が自分から望んで塾や家庭教師を利用するケースはほとんどありません。たいていの場合は親に半ば強制的にやらされていることが多いです。

そういう人は「なんで勉強なんてしなきゃいけないんだ」「めんどいな」「どうせまたできなくて怒られるだけ」と考えています。

これは過去の経験から、よくない方向で学んだ結果です。ある意味トラウマのような感じですね。まずはそれを解消してあげることが最優先です。

だから最初に色々話すんですね。

 

私が最初に必ず聞くことのリストとその理由を上げておきます。

「勉強嫌い?」

こう聞くとだいたいの人は「うん」と答えます。そして私は「OK。OK。」とタレントのローラのような軽い感じで答えます。このノリが大切です。

講師が暗いと生徒も暗くなります。講師が明るいと生徒も明るくなります。指導する上で最も重要なことはこれです。

 

「一番嫌いな科目は?」

これも定番ですね。これ自体は特に意味はないんですが、次の質問と合わせることで意味を持ちます。

 

「一番好きな科目は?」

嫌いな科目と好きな科目の答え方によって、その人が勉強に抱いている感情と潜在的な伸び代がある程度わかります。

嫌いな科目をすぐにはっきりと答え、好きな科目をごにょごにょ答えた場合は、勉強は嫌いだけどそれは感情的に嫌いなだけで将来的に好きになる可能性が高いです。そして伸び代もかなりあると考えられます。

嫌いな科目も好きな科目もごにょごにょ答えた場合は、勉強は嫌いだけどそれは過去の経験からの劣等感で嫌いな可能性が高く、将来的に好きになる可能性は比較的低いです。そして伸び代はあまりないと考えられます。

嫌いな科目をごにょごにょ答え、好きな科目をはっきり答える人は、学力が低い人の中にはほぼいないので省略します。

 

ノリがよくフットワークが軽い人は、指導スタート時点の学力が低くてもめちゃくちゃ伸びる可能性が高いです。なぜかというと、こういう人はとりあえずやってみるということが自然とできるからです。もちろん、勉強が嫌いなので最初はまったく勉強しませんが、何かのタイミングで少しづつやるようになります。

そのタイミングは人それぞれですが、定期試験で成績が思ったより悪かった、入試が近づいてきて追い詰められてきた、何らかの報酬があるから、などさまざまですが、講師は生徒の様子を注意深く観察しそのタイミングを逃さないようにしなければいけません。

そのタイミングで、「じゃあ、こうやってみようか」と提案すると、ノリが良い生徒は「OK」とわりとすんなり受け入れてくれます。

このとき的確なアドバイスをし結果を出すことができれば生徒はやる気が出て、自分から勉強をするようになっていきます。

 

逆にノリが悪くフットワークが思い人はそういうタイミングになってもなかなか行動に移すことができません。残念ながら、こういう人は指数関数的な成長は望めません。でもここに書いてあるような指導を行えば確実に成長していくのは間違いありません。そして、そういう人もどこかのタイミングで人間的に変わることがあるということも忘れてはいけませんね。でもそれは強制的に変えられるものではないというのも知っておかないといけませんね。

 

「やっている、姿を感謝で見守って、信頼せねば、人は実らず」

まさにこれですね。

あまり口出しせず、見守る姿勢が重要です。あれやれこれやれと指示を出すのではなく、「とりあえずやってみ」と任せることが大切です。

人間は不思議なことに任せられると自然と責任感が出てきて、やらされているときよりもそのことについて一生懸命考えるようになります。

もちろんただ任せるだけだと失敗する可能性が高くなります。失敗も含めて経験と言えばそうなんですが、失敗に対する耐性力は人それぞれ違うので、そのあたりを考慮して任せる必要があります。

そして、さらに重要なのは結果が出たあとの対応です。人間は何かを任せられて失敗したことよりも、結果が出た後の任せてくれた人のリアクションを気にします。

最もよくないのは無関心です。任せてくれた人のリアクションがないと面白くないですからね。やる気がなくなりますね。

次によくないのは結果が悪かったことを怒る・叱ることです。勉強経験が浅い生徒にとっては勉強すること自体がかなりハードルが高いので、それだけで精一杯だったりします。その過程に目をやらずに結果を見て、しかも結果がよくなかったと責められた日にはやる気をなくすのも道理ですね。

重要なのは、過程をしっかり見ることです。少なくともチャレンジしたことは素晴らしいことです。今までやらなかった、できなかったことにチャレンジしたことは生徒も自分自身、誇らしく思いたい気持ちがあるはずです。

でも、「他の人はこんなこと当たり前にやっている」、「もっとやってる人はたくさんいる」、という考えから素直に誇っていいのか不安になっているんですね。

だからこそ、講師は「素晴らしい!」と声をかけてあげることが大切です。

まとめ

1〜4は一貫して同じことを言ってます。それは「解き方だけを教える」ことと「理解させようとしない」ことです。学力が低い人に教える時に最も重要なことはこの二つです。最低限これを実行するだけで成果がでるので試してみてください。

実は、ここに書いてあることは学力が低い人だけではなく全ての人に対する指導に応用できます。

例えば、学力が高い人に対しては、解法ステップを一つ二つ飛ばせばいいですし、最初の段階で「なぜそうなるのか」を考えさせるなどすればいいんです。

学力が高い人は好きな科目は比較的はっきりしています。また、「嫌いな科目」というよりも「苦手な科目」「弱点科目」という認識を持っていることが多いです。そして、その弱点科目を克服したいと考えている人が多いです。ここまでわかれば、何をすればいいのか指導方針も立てやすくなるので、しっかりとコミュニケーションを取ることはどんな生徒を指導するときでも重要です。

もう一つ、指導する上で重要なことがあります。それは講師自身が「楽しく」やることです。これに勝る指導方法はありません。

では、今回はここまで。

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