もしかして受験校ハラスメントうけてない?

久しぶりの更新です。

とりあえず目次をどうぞ。今回は受験校ハラスメントについて書きました。この言葉は私が勝手につくった言葉です。なんとなく予想はつくと思いますが、学校や予備校で行われているあれです。

受験校ハラスメントとは?
量産される「コレジャナイ感」
生徒獲得のための喧伝
流されやすい学生
ニーズを満たせばいいってもんじゃない
有名校を推しちゃう人の心理
入ってからわかるのは「コレジャナイ感」だけではない
おわり

受験校ハラスメントとは?

学校や塾・予備校側が受験校の話になるととにかく早慶やGMARCHなどのネームバリューがあるところをしつこく推してくること。

ネームバリューはない(合っても良い)けど、その生徒に合った大学は他にも存在するはず。そういう情報を収集、提供せず学校、塾・予備校側の合格実績のためだけに受験する大学を押しつけてくる学校の先生や予備校のチューターがいますが、ただの嫌がらせでしかないのでホントにやめてほしい。

10年以上指導してますが、これはずっと存在してる問題で最近よりいっそう悪化してるんじゃないかと思います。ネットやSNSの進化で、いわゆる受験成功例が拡散され可視化、バイラルしやすくなったことが一つの原因だと思います。

量産される「コレジャナイ感」

この受験校ハラスメントの何が悪いかと言うと、「不幸な学生を量産してる」からです。ネームバリューのある大学に入ったのはいいけど、すぐに「コレジャナイ感」を感じる人が続出するわけです。

志望校にネームバリューがないところを書いて提出すると、進路面談時に「こっちの大学の方が受けやすいよ」とか「合格しやすい」とか言ってきて、有名校を推してきます。

そのプレッシャーに負けてその大学に入学したはいいけど内情をよく知らず、入ってみたら自分が興味あって勉強したかったことと違う。ノリが違う。コレジャナイ感。

そういう状態で大学入ってうまく生活していける人といえばいわゆる「パリピ」的な人だと思いますが、そういうウェイってる人の中にもこのような違和感を感じてる人はいるはずです。

そういう状態で大学生活を送るのは非常に不幸なことだと思います。

生徒獲得のための喧伝

大学側にも問題があります。学校も生徒を集めなければ経営していけないので、たくさんの生徒を集めたいと考えます。オープンキャンパスや学校説明会では学校の良い面だけをピックアップして学生にアピールするわけですが、実が伴ってないのではないかと思うこともしばしばあります。もちろん良いところをアピールするのは当然なんですが、誇張していませんか?

そのアピールを信じて入学したものの「コレジャナイ感」を感じてしまうわけです。

この問題については大学もそうですが私立中高一貫校でよくあります。大学合格実績を声高にアピールするものの、実際には上位数%のみがその恩恵を受け、それ以外の生徒はいいお客さん状態、みたいな話をよく聞きます。

「恩恵」についてもそれってただの受験校ハラスメントでしかないのでは?ということがよくあります。基本的に学校側は生徒獲得のために良い話しかしないと考えておいた方が良いですね。

流されやすい学生

進路相談で受験校の話になると「早慶狙いです。最低でもMARCHがいい。」みたいな話をよく聞きます。でもよくよく聞いてみると、「実は他にやりたいことがあるんです。でも学校の先生はこういう大学名を出してくるんです。」と。

こういう生徒に悪気はないんですが、そう言わないといけない空気に慣れすぎていて私のところへ相談に来ても最初はそういう風に言ってしまう人が多いんですね。

「周りは知らんけど、俺はこうする!」って行動できる人間を育てるのが自主性を育てるってことのはずですよね?

学校側はよく「自主性を育てます!」みたいなことを言っていますが、実際にはそれと真逆で自己主張をせず、大人の都合のいいように行動してくれる量産型受験生を作っているだけなんですよね。

全ての学校がこうだとは言いませんが、けっこう多いと思います。

高校生くらいだと流されやすいのは間違いないです。だからこそ、自分で考えて行動するトレーニングを積ませないといけないし、自分で考えた結果の行動を尊重し評価する文化を作らなければいけないと思います。

ニーズを満たせばいいってもんじゃない

結局、この流れは学生側の〇〇大学ブランドが欲しいというニーズと、大学側の「生徒を確保したい」というニーズが一致してるから生まれているんだと思います。win-win(死後?笑)といえばそうですが、はたしてこれでいいんでしょうか?

やりたいことがあってその大学に入っている生徒もたくさんいるわけですが、そういうサクセスストーリーを喧伝することで、生徒獲得や合格実績のために利用しているのが問題だと思います。

「コレジャナイ感」を感じている学生はほったらかしで、「毎年ゴールデンウィークを過ぎるとキャンパスから学生が激減します(笑)。」とか言ってる場合じゃないですよそこの教授。そういう現状を作り出している原因の一部は大学側にあるんですよ。

これは、有名校に限ったことではありません。

いわゆるFランと言われる大学ではもっとひどい状態だと思います。ようはやる気のない学生が大量に入学してくるわけです。学力がないのはまだいいとして、超やる気ない。講義はまともにできず、講師側もやる気を失っていきます。

そういう学生は手に職つけてサクッと就職していたほうが幸せになれたんじゃないかと思います。

Fラン大学におけるこの惨状も、「とりあえず大学行ってもうちょい遊びたい」という学生側のニーズと生徒確保したいという大学側のニーズを満たした結果生まれています。

大学側も経営的にはいいのかもしれませんが、こういう状態が長く続くとどうなるんでしょうか。そのうちその大学へ行きたいと思う人がいなくなっちゃうんじゃないでしょうかね?

有名校を推しちゃう人の心理

教員のジレンマかもしれませんが、教員の方でちゃんと考えて進路を選べと真っ向から生徒に言える人はどのくらいいるのでしょうか。自身のことを省みるとなかなかそう言えない、手っ取り早く有名校を推しておこう、という心理が働いてもおかしくありません。

教師という職業にプライドを持っているのであればちゃんと言えるはずなんですよね。もしくは、その逆で、「オレは適当に大学を選んで、適当に教師になったけど後悔してる。だからお前らは後悔しないようにちゃんと考えろ。」って言える人がいるといいんですけどね。

塾・予備校でも同じです。

塾講師で大学生のアルバイトがいますが、彼らの中にも「コレジャナイ感」を感じながら大学へ通っている人が多く存在します。なので、高校生とかに進路相談をされてもまともな返事ができない人が結構います。まるで自分のことを責められているような気がするのかもしれませんね。

入ってからわかるのは「コレジャナイ感」だけではない

ここまで散々、「コレジャナイ感」を強調してきましたが、これだけを書くのはフェアではないので真逆のことも書いておきます。

結論から言うと、ブランドだけで適当に大学を選んで入学しても結果的にそれがよかったという場合もあります。

「こんな素晴らしい友人ができた」とか「思いのほか楽しい」とか「こんな面白い講義があったのか」とかいうこともたくさんあります。

でも、こうなりやすい人とそうでない人がいるということは押さえておいてほしいと思います。すでに書きましたが、入ってから意外とよかったと思える人はいわゆる「パリピ」的な人たちです。いわゆる能天気な人、もしくは楽観的な人です。disってるわけじゃないですよ。

ノリでなんとかなっちゃう人たちですね。

これもすでに書きましたが、そう言う人の中にも「コレジャナイ感」を感じる人がいるというのも忘れてはいけません。

指導していると「こいつはブランドで大学選んでも楽しくやっていけそうだな」と感じる人とそうでない人がいます。ノリが軽い人はなんとかなります。色々と考え込んでしまったり、メンヘラ気質の人は「コレジャナイ感」を感じることが多いですね。

経験上、その割合はだいたい1:3くらいです。

私が問題だと思っているのはそれらの人を一緒くたにしてとりあえず有名校を推していることです。これが多くの無気力大学生を生み出しているのではないかと思います。彼らも適切な環境さえ与えてあげればイキイキとすると思うんですよね。そういう環境を揃えてあげるのが教育の役割の一つじゃないかと思います。

おわり

偉そうなことを書きましたが、私自身もわりと適当に大学を選びました(学部はやりたいとこでしたが)。私は比較的、楽観的な人間なので入った後はあまり「コレジャナイ感」を感じずにすみましたが、今になって思えばもっと真剣に考えておけばよかったと思っています。

この一種の後悔を引きずったまま大人になり、魂の抜けたように働いている人がたくさんいますが、私はそうはなりたくないと、そう考えました。

最近私はStudishというオンライン指導サービスをスタートしました。学生の時分から、なんらかの形で起業したい(これも学生にありがちですが笑)と考えていました。周りにもそういう人はいましたが、結局みんなブランド力を求めて就職していきました。もちろん、やりたいことを実現していっている人もいます。そういう人はとてもイキイキしていて幸せそうですね。

やりたいことがあるのにビビってしまい周りに流されるとロクなことがないというのがわかっているからこそStudishを立ち上げました。

Studishでは「コレジャナイ感」を感じないで先に進むためのサポートをしています。その一環として数学や英語などのいわゆる科目指導も行なっています。ブランド力で大学を選ぶことを否定せず、その人に合った進路を自分自身で選ぶことができるように指導します。

学校の勉強はそのためのツールで、必要十分なわけではありません。勉強を通してそれを学び、やりたいことを実現していくというだけに過ぎません。もちろんやりたいことが勉強であってもいいわけです。

最後は宣伝になりましたが、受験校ハラスメントはサクッと無くしてほしいですね。受験校ハラスメントをしてくる人がいたらとりあえず「うるせぇバカ!」と言っておきましょう。

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