2016年度の指導まとめ 中3受験生へのヒアリング

今回は2016年度の指導まとめとして中3受験生へのヒアリングについて書きたいと思います。

私はオンライン指導以外に某個別指導塾で週1回指導をしています。そこの中3生に話を聞いてきました。私が指導している生徒もいますが、ほとんどは私が直接指導していたわけではありません。ですので、率直な意見を聞けたんじゃないかと思います。

参加者

参加してくれたのは6人でした。女子が5人、男子が1人と女子の割合が多かったです。学力が極端に低い、極端に高い生徒はおらずみな中間に位置している生徒達でした。まあ中の下くらいの生徒が多かったですが。

ヒアリングは6人同時に行い、私からあれこれ投げかけてみんなに答えてもらう形式で行いました。

まとめ

ヒアリングの結果はこんな感じでした。

受験勉強を通して重要だと思ったことは?
・日頃の勉強(満場一致)

本格的に勉強し始めた時期は?
・12月入ってから
・部活引退後
・部活中は部活に集中してたので受験への意識はほぼなかった
・最後の模試を受けた後

やばいと思った時期は?
・1月の模試後
・正月明けだらけた後
・ガキ使見たら終わる
・最後の模試を受けた後

理社国の集団授業についてはどう思う?
・全体的には効果あった気がする
・本番のテストの点数に反映されたかどうかは微妙
・やってて楽しかった
・国語の本番想定した演習はよかった

学校の授業の様子は?
・授業中は質問する雰囲気にない
・質問がある場合は授業後にしてた
・友達と相談する時間が必ずあった(学び合い)
・つまらない授業の方が多い(先生が淡々と説明してるだけ)
・つまらない授業の時はやり過ごす

志望校、進路指導についてはどう感じた?
・単願しようと思った時に学校や他の塾では「やめとけ」と言われたがこの塾ではそうじゃなかった
・やりたいことがあって志望校を下げたときに、学校の先生には否定されたけどこの塾ではそうじゃなかった

塾への要望はある?
・集団授業はもう少し本番同様のトレーニングをやりたかった
・集団の理科、社会は特に基本レベルが中心で効果があったかどうか微妙???

感じたこと、思ったこと

ヒアリングしてみて感じたこと思ったことをまとめておきます。

本格的に勉強始めた時期について
本格的に勉強を開始した時期については「まあこんなもんだよね」って感じですね。多くの受験生はこんなもんだと思います。追い詰められないと実感がわかないのは誰でも同じ。

やる気は出せと言われても出るもんじゃないのでこれを前倒しするのは難しいと思います。

なので、重要なのは普段あまり本気で勉強してないときにどういう勉強をしてるかだと思います。本気で何ヶ月も勉強し続けるのはキツイので、今後は普段の勉強を如何に効果的にできるか、何気なくそれをできるようにすることに注目して指導していこうかなと思います。目指すは、精神と時の部屋から出てきたときに悟空が通常状態でスーパーサイヤ人だったときのあの感じですね。

理社国の集団授業について
個別指導の弱いところは理社国のサポートです。集団塾に比べると料金が高いので理社国まで授業を取る人が少ないからです。ですので理社国は集団授業にして料金を抑えサポートする体制にしていました。

夏からスタートした集団授業ですが、これは明らかに効果がありました。基本知識を身につける作業は個人学習だとなかなか難しいんですが(モチベーションの問題で)、集団であればみんなでワイワイやりながらできるのでスムーズに学習を進められます。

デメリットとしては、生徒間で能力にばらつきがあるため扱う問題をどのレベルに合わせるのかが難しいことです。今回はまず基本事項だけでもやっておこうということでやりました。その部分はうまく機能したと思います。実際に模試でも成績は上がっていきました。

「もう少しレベル高いところまでやってほしい」という要望が出たのも、楽観的な見方をすれば、集団授業がうまく機能していたおかげでもっと上のレベルを、という欲求が出てきたんだと思います。

来年度はこの点を改善して、もう少し早い段階で集団授業をスタートして後半はもう少し難しい内容まで扱えればと思っています。

志望校、進路指導について
志望校をどうするかはみんな悩むところです。悩みどころと言えば、主に「志望校を下げるかどうか」なんですが、これについて生徒は思うところがあるわけですね。

塾や学校の先生の中には不合格者を出して評判を落としたくないので安全に受かるところを推す人もいます。生徒のためを思って言っていることもあります。

こんな感じで無理やり「第1志望合格率」を上げてるところも少なくないと思いますが、みんなもそういうのに気づいてるしこういうのはもうやめた方がいいんじゃないかと思います。”こっち”の論理にはめ込んでも面白いものは何も生まれないですからね。

自分で考えて選ぶことが重要だし、その結果後悔したとしてもそれはそれで重要なんですよ。自分で経験しないといつまでたってもわからないですからね。人に押し付けられたことはどこまでいっても所詮「他人事」なんです。

だから、指導者が進路指導でアドバイスするべきは志望校を下げるかどうかではなく、その判断材料を探すことの重要さや探す方法を教えることだと思います。

その結果、失敗だったとしてもそれはそれでいいんだと思います。心配するのはわかりますが、失敗させないようにしすぎなんですよみんな。どんどん失敗していきましょう。

さいごに

ということで、ヒアリングの結果はこんな感じでした。聞いてみると想像通りのこと、そうじゃないこと色々ありましたが、「聞くこと」そのものが重要だと改めて感じました。

うまく説明できませんが、実際に生徒から話を聞くことで私自身が「経験」として認識するから良いんだと思います。想像通りだったとしても「経験」したことでよりイメージしやすくなり、今後、指導中に今年度出くわしたような状況で困ったとしてもこの「経験」を活かすことができると思います。

「経験(失敗)することが重要」というのは以前から思っていることです。だからこそ今回ヒアリングを行いました。想像通りのこともあると思うけど、何か得られるものがあるということが経験としてわかっているからです。

何よりみんなと話して楽しかったのが良かった。

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